どうなる「ビューティフルレイン」
日曜ドラマで午後9時から始まる「ビューティフルレイン」。
ドラマはほとんど見ないが、この番組だけは、いつも
引き込まれるように見入っている。
若年性アルツハイマーになってしまった町工場の職人と娘との
父子の心の交流を描いた作品。
奥さんは、娘を産んですぐに他界してしまった。
その二人を取り囲み、共に悩み生きて行こうとする町工場
の社長やその家族、仲間、そして亡き妻のご両親の懸命な支え。
それらの寄り添う姿が、とても感動的だ。
職人が豊川悦司、娘が芦田愛菜。
このアンバランスな組み合わせが、また何とも言えない。
ハードボイルドとかわいいの掛け合い。
しかし、この番組を見て、改めて若年性アルツハイマーの
怖さを知った。
脳が原因不明で、どんどん萎縮して行く。
記憶喪失が進み、進行すると、自分が誰ですら分からなく
なって来る。
これは、とても残酷。
症状の進行を遅らす事は出来ても、直す薬がまだ開発
されていない。
今回は、娘と二人暮らし。
娘は、大好きな父親とずうと一緒に暮らしたいと思っている。
でも、それはかなり難しい状況。
この先、ドラマはどう展開するのだろう。
まさに、人と人の絆を原点で描いたような内容。
我が身を振返ると、人ごとでは済まされない気がする。
自分だって、いつ同じような病気や境遇に置かれるかも知れない。
引き続き、固唾を呑んで見守りたい。
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