女子だけの高校花の応援団
先日、何気なしにテレビのスイッチを入れたら、学ランを着た
女子高生の一群が目に入った。
真剣な眼差しで、正面を向いて、きびきびと大きく手を振っている。
それも、炎天下の球場で。
彼女達は、岐阜商業高校の応援団。
今回、応援している相手は、野球部。
岐阜県内の大会での一駒。
しかし、女子だけというのは珍しい。
過去には男子もいたらしいが、5年前から女子だけとなって
しまったそうだ。
男子でもきつい応援団だと思うが、女子だけとは。
おもわず、見入ってしまった。
まさに汗だく。
ホームランが出ても、三振に倒れても、顔色ひとつ変えない。
体全体を使い、懸命にエールを送っている。
お陰で、逆転し、県で優勝を果たした。
これで、甲子園行きのキップを手にする事となった。
「暑い中、真剣な応援を頂き、ありがとうございました。
応援して頂いている声が、マウンドまで届いていました。」
「応援団を甲子園へ連れて行こうと、皆で誓い合っていました。
これで、その想いが叶いました。
甲子園でも、応援をよろしくお願い致します。」
野球部キャプテンが、試合後、応援団の前で全員整列させて挨拶。
これには、何か、ジーンと来た。
まさに、青春という感じ。
共に、それぞれの立場で、ベストを尽くす。
それも、自分のためだけではなく、周りの方々の事も考えながら。
これらの体験は、彼女、彼らの、これからの人生における
大変貴重な財産となるだろう。
いい場面を見せてもらった。
花の女子応援団、今後も伝統を引き継ぎ、がんばれ!
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