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2012年9月14日 (金)

ほめ方と叱り方

昨日のクローズアップ現代のテーマは、上司と部下の関係における
ほめ方と叱り方だった。

これは、古くて新しい問題。

なぜならば、時代の移り変わりと共に、上司と部下の関係も変化して
来るからだ。

昔と違い、現在は部下のあり方が多様化して来ている。
正規の社員だけではなく、契約社員、再雇用社員、派遣社員、
パート、アルバイト等、様々な雇用形態の部下が出現している。

それどころか、年上の部下、外国人の部下まで、広がりを見せている。

その中で、ほめる、叱るを行って行く必要がある。
特に、叱り方が問題だ。
パワハラとして、訴えられる場合も考えられる。

番組の中で、ゲストとして出演されていた多摩大学大学院教授の
田坂広志氏も、マネジャーにとって厳しい時代を迎えたと仰っていた。

ほめる、叱るに、これと言う決め手はないのだと思う。
大事なのは、ノウハウではなく、部下との向き合い方だろう。

つまり、部下をどういう存在として捉えるのかと言う事。

田坂氏は、「操作主義」という言葉を使われていた。
どこかに、部下を意のままに動かそうという意図がないか。
大事なのは、自分の立場だと思っていないか。

これでは、部下から見ると、信頼に値しない上司と映る。
よって、いつまで経っても、ボタンの掛け違いが起こる。

田坂氏は、今程、上司の人間力が試されている時代はないと
仰っていた。
全く同感である。

部下を下に見るのではなく、組織の成果を共に上げるための
パートナーと見る。
お互いに、1人の人間として尊重し合う。
そこで、初めて、真の信頼関係が出来て来るのだろう。

改めて、まず自分という人間を磨く尊さを感じた。

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