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2012年10月31日 (水)

これはいい!「TOPPOINTライブラリー」

パーソナルブレーン社から、今日、定期購読している月刊誌が届いた。
この月刊誌の名を「TOPPOINT」と言う。

実に素晴らしい冊子である。
ビジネス関係の新刊本の中から、これと言う図書を10冊選び、その内容を
簡潔にまとめ紹介してくれる。

ジャンルも様々な分野に広がっているため、偏る事がない。
広く、いろいろな知識を身に付ける事が出来る。
まさに、本のエッセンスだ。

気に入ったものがあれば、本屋で現物を再度確認し、購入している。
時間がない中で、自分にとって効果的な1冊を選び出すのに、たいへん
役立つ。

もう購読し始めて、7年目になる。
つまり、10冊×12か月×7年=840冊の本に目を通したという事。
これだけの分量になると、過去の内容は、記憶の彼方だ。

ところが今回、過去の内容も含め、ネット上で読む事が出来るようになった。
それが、「TOPPOINTライブラリー」。

先程、さっそくアカウント登録して、過去の適当な推薦図書の紹介記事を
参照してみたが、これまで読んで来た月刊誌と全く同じレイアウトで
読むが出来た。

これは、助かる。
結構、書式やフォントによっても、イメージが変わって来るからだ。
おまけに、印刷も出来るとの事。

過去全ての紹介記事が掲載されている訳ではないようだが、
ずうと取っている月刊誌を、処分してしまってもいいのかも知れない。

パソコンがあれば、どこででも読めるので、今後の出張での移動時の
いい読書の友となってくれそうだ。

これでまた、有効な武器を手に入れた。
改めて、数々の名著に目を通し、自分なりの考え方を磨いて行きたい。

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2012年10月30日 (火)

JAL「クリスタルカード」ゲット

先日、JALから「クリスタルカード」なるものが送られて来た。

JAL便に搭乗回数の多い客に対し、特別サービスを提供する内容。
クリスタルの場合は、1月~12月の12か月間で、30回以上かつ
1万FLY ONポイント以上のマイレージ会員に対し発行される。

さらに高いレベルである、サファイアや、プレミア、ダイヤモンドもある。

私の場合は、奄美大島へダイビングで月1回行っている事が積算の
対象となったようだ。

往復とも、羽田・奄美大島間のフライトにつき、伊丹または鹿児島空港
経由便を使っているため、搭乗回数の観点から見ればダブルカウントとなる。
改めて、JALに貢献して来たのだなあと思う。

いろいろなサービスが用意されているが、すぐ目に見えるメリットとしては
クラスJ-eクーポンと羽田空港サクララウンジクーポンを、各5枚頂ける点だろう。

つまり、待っている時も、乗っている時も、快適に過ごせるという訳。
しかし、よく考えると、あまり使用頻度は高くないとも言える。

奄美へ行く場合は、もっぱらネットによるダイナミックパッケージを使っている。
この場合、クーポンによるクラスJへの変更は、当日空港に行ってからとなる。
つまり、当日空きがある場合のみ、変更可能という訳だ。

それにクリスタルでなくても、マイレージポイントがあれば、換算率では少し
不利になるが、クラスJ-eクーポンを取得する事が出来る。

羽田空港サクララウンジの利用にしても、いつも8:30発の飛行機に乗るため、
5時30分過ぎに自宅を出ている。
ラウンジを使うためという理由で、これ以上早く自宅を出たくはない。

クレジットのゴールドカードでも特別待合室を使えるが、ほとんど使っていない。

まだ、よくパンフレットを読み込んでいないため、さらに有効なサービスが
あるのかも知れない。

しかし、あまり期待はしていない。
パッケージを活用しながら、空き時間をフル活用している私にとっては、
快適さよりも、迅速さが大事なのだ。

迅速な身のこなしが確保できるサービスがあれば、ぜひ活用して行きたい。

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2012年10月29日 (月)

最高!心のこもった海老名メロンパン

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今日から関東地区西部のある市で、公務員倫理研修が始まった。

例年この時期に行っている研修で、慣れ親しんでいる内容では
あるが、受講者の方々は初めて会う方ばかり。
ここは、襟を正して向かい合う必要がある。

特に、出だしの初回が大切だ。
市長が変わられ、総合計画も最終年を迎え、次回の素案も公表されて
いるため、織り込むデータや内容も、昨年のままとは行かない。

アップデートをして、話しを組み立て直す必要がある。
つまり、修正した部分とその部分の時間配分を含め、うまく進行出来る
かどうかは、初回に掛かっている。

このような時、頼りになるのが、事務局のスタッフの方の存在だ。
今回のスタッフは、ITさん。
これまでも、時々ご一緒させて頂いた事がある。

開始時刻までの時間がない中で、私との司会進行の上の留意点を
確認しつつ、同時並行でテキスト等を前列から配付する等、
的確に準備を進められていた。

前列からテキスト等を配付するのは、受講者の方々に、出来るだけ
前に座って頂くための工夫である。

講師である私に、研修中、出来るだけストレスを感じさせないように、
このような措置を取ったり、私の飲みたい飲料の種類の確認をするべく、
さりげなく声を掛けて来る。

心難いまでの配慮。

その上驚いたのが、昼食後に、お土産を頂いた事だ。
そのお土産とは、「海老名メロンパン」。
東名高速海老名サービスエリア下り線で販売している、かの有名な
メロンパンである。

市庁舎の食堂の売店で、特別に販売されているのだが、ここでも
人気があり、なかなか手に入らない。
それを、早めに購入し、2つもプレゼントして頂いた。

仕事の中に楽しみを見出し、それを共有する術を心得ていらっしゃる。
ITさん、ありがとう。
あなたと再び一緒に仕事が出来て、私は本当に幸せです。

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2012年10月28日 (日)

吉忠マネキンの凄さ

今週のカンブリア宮殿は、吉忠マネキンの吉田忠嗣(ただつぐ)社長だった。

吉忠マネキンは、マネキンの国内シェア9割という、圧倒的な強さを誇っている。
全国の名立たる百貨店には、もれなく採用されているとの事。
ユニクロ、イトーヨーカ堂、資生堂から、銀座コージーコーナーまで。

時々、大宮そごうや池袋西武の横を通り過ぎる時、ショーウインドを見て
ドキッとする事がある。

まるで、マネキンが生きているよう。
美しさも去ることながら、目が活き活きと輝いている。

その秘密は、マニュキアを最後に目に塗っているとの事だった。

原型となるマネキンは、どのような方が作っているのだろうか。
興味深々で見ていたら、待ってましたとばかりに、原型師の方が
画面に現れた。

職人歴30年。
リアルなマネキンを作るため、何百という技を使っているとの事。
例えば、すっきり見せるため、膝下を実際より2~3cm長く作るとか。

いろいろな工夫を重ね、今日の吉忠マネキンが存在している。
これには、納得した。

モデルはいるのかとインタビューされ、いないと応えておられた。
記憶と創造で、原型を作っている。
こうなると、これはもう芸術品の域だ。

買うとなったら、1体130万円から150万円すると、社長が仰っていた。
作成に、大変な手間が掛っている。

しかし、これを去る昔、レンタルで貸し出す事を思い付き、これで
業績を伸ばしたとの事。
今でこそレンタルは普通の展開方法だが、当時は誰も行っていなかった。

つまり、未知の物にチャレンジし続ける事で、ここまで来たとの事。
実は、現在はマネキン事業の売上構成比は10%未満であり、
半分以上を、内装工事やLED照明等で、稼ぎ出している。

「マネキンは、その周辺で関連する事業を生み出す母のような存在です。」

事業の芯をしっかり据え、その子が限りなく育っている。
今後の更なる成長が楽しみだ。

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2012年10月27日 (土)

ベランダから見た朝の風景

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今朝、デスクに向かって本を読んでいたら、ベランダから朝日が
差し込んで来た。

起きた時は真っ暗だったが、太陽が昇り始めると一気に明るくなる。

「そうだ、マンション群からの日の出を写真に撮ろう。」

そう思って、さっそくベランダへ向かった。
しばらく、建物から顔を出した太陽を拝んでいた。

太陽は、その直径分を約2分で移動する。
見ていれば分かるが、あっと言う間に全体が現れた。

すっかり明るくなって部屋を戻ろうとした時、ふと下を見下ろした。
我がマンションの眼下に広がる庭である。

前面道路から50mバックしてマンションが建っているため、庭が広い。
3棟ある内、我が棟は南側にあるこの庭に接しているため、ガーデン
コートと名付けられている。

いつもは、子供達や奥様方で賑やかな庭も、明け方は静かそのもの。
車も通っていない。
静けさだけが、支配している。

「そうだ、この自然な庭の姿も撮っておこう。」

そう思って、1度だけ、シャッターを切った。

「カシャ」

シャッター音だけが響き渡る。

「このような都会の朝もいいな。」

当マンションに入居して、10年近くなる。
しかし、今日だけは、いつも見ているベランダからの庭とは違って見えた。

澄んだ空気。
やさしい陽の光。
しっとり濡れた庭の緑。

どこに居ても、自然を感じる事が出来ることは、素晴らしい事だ。
一時、空間を独り占めしたような、いい気分に浸れた。

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2012年10月26日 (金)

教育勅語の真実

明治政府によって作られた教育勅語。
以前から、どのような内容が書かれているのか、興味を持っていた。

今回、その内容と共に、作成に至るまでの経緯が書かれた図書と
出合ったので、読んでみた。

その図書とは、「教育勅語の真実」 伊藤哲夫著 致知出版社。

一読して、そうだったのかと言う思いが強く残った。
これまで、かなり誤解をしていたようだ。

儒教思想が、押し付けがましく書かれているとばかり思っていた。
しかし、事実は全く逆だった。

一切の宗教色、政治色を排除し、法律ではなく天皇の言葉として、
国民に語り掛ける形式を採ったものだった。

この作成には、井上毅(こわし)が、大きく関わりを持っていた事も
今回初めて知った。
彼の思い入れがなければ、後に日本人のDNAとして刷り込まれる
この内容も、成就しなかったに違いない。

図書は、昨年の東北大震災で、日本人が取った行動を数多く上げていた。
そこでは、廃れたと思っていた道徳心や倫理観が、まだ日本人の心に
生きている事を表してくれていた。

私が最も感動したのは、宮城県南三陸町職員で、防災放送を担当していた
遠藤未希さんの話しだった。
「皆さん、津波が来ます。逃げて下さい。」
この放送を、津波に飲み込まれる最後まで続けた。

アメリカ・ジョージタウン大学教授で日本文学の研究者でもある
ケビン・ドークさんが産経新聞に掲載した論評が、全てを物語っている。

「日本国民が自制や自己犠牲の精神に対応した様子は、広い意味での
日本の文化を痛感させた。日本の文化や伝統も、米軍の占領政策等に
より、かなり変えられたのではないかと思いがちだったが、
文化の核の部分は変わらないのだと思わされた。」

もう一度、日本人を支えている心を見直すいい機会を与えられた。
先人が積み上げて来た貴重な精神的財産を、大事にして行きたい。

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2012年10月25日 (木)

敏速、俊速、驚速

パソコンのソフト名ではないが、動きが早い事を表す名詞に
敏速、俊速、驚速等がある。

私なりの捉え方は、以下のとおり。

敏速:体の動きが、普通よりも早い。
俊速:体と頭の動きが、かなり素早い。
驚速:体と頭と心の動きが、圧倒的に早い。

敏速は、常人が目指すレベル。
俊速は、修行を積んだ者が目指レベル。
驚速は、仙人が到達するレベル。

自分は、どこまで達しているだろうか。

敏速は、クリアしていると思う。
歩く速度、走る速度、人ごみの中で身をかわす術は
かなりのもの。

俊速は、現在目指しているレベル。
ジムでリフレッシュし、数々の刺激を体と頭に与え続けている。
俊敏な対応が、いつでも冷静に実行出来る事が大事。

自分を見失わず、他者にも目を配り、着実に結果を出して行く。
まさに、プロフェッショナルの領域だ。

驚速は、これは次元が違う世界。
並の人間では、多分到達不能だ。

これが出来るのは、仙人しかいないだろう。
もしくは、ミュータントとして生まれ変わるか、
惑星パンドラへ行って、アバターになるしかない。

でも、この域に達すると、このレベルが普通のレベルになるに
違いない。
つまり、どこまで行っても、終わりがない世界。
速度の世界とは、そう言う世界なのだと思う。

ならば、目指す事は、ひとつしかない。
自分の限界へ、限りなくチャレンジし続ける事。

この考えを、大事にして行きたいと思う。

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2012年10月24日 (水)

素晴らしい奄美の自然

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昨日、家族全員、奄美から無事戻って来た。

気を揉んだ台風21号が過ぎ去ってくれたお陰で、天候に恵まれ、
快適な3泊4日を過ごす事が出来た。

今回の参加メンバーは、母、妻、次女そして私の4名。
私以外は、奄美は初めてだ。

初日は、行って泊まるだけと思っていた。
しかし、その夜、集落のお祭りに参加する事が出来た。
「種おろし」と言う収穫祭だ。
踊って、食べて、飲んで、素朴で温かいお祭りを楽しんだ。

2日目の午前は、ビーチシュノーケリングを楽しんだ。
妻と次女は、初体験。母は、見学で参加した。
台風後で透明度が優れなかったが、でもヘコアユやヘラヤガラ等
珍しい生物を見る事が出来た。

午後は、島の北部をレンタカーで回った。
奄美パークや田中一村記念美術館、あやまる岬を訪れ、
蒲生﨑では、夕日を拝む事が出来た。

3日目は、まさに奄美の自然を満喫した日となった。

午前は、住用(すみよう)でマングローブカヌーツーリング。
私は、母と2人乗りカヌーに乗ったが、漕ぎ手は私ひとり。
お陰で、広背筋と腕のトレーニングを兼ねる事が出来た。

水面に浮かぶマングローブの林は、まさにおとぎの世界。
オヒルビ、メヒルギと木の違いを教わった。

午後は、金作原(きんさくばる)原生林を散策した。
ガイドさんに恵まれ、楽しいトレッキングタイムとなった。
ザトウムシ、シリケンイモリ、ヒカゲヘゴ等、珍しい動植物に出会った。
ヒカゲヘゴは、シダだが大木のようにそびえ立っていた。

それら鬱蒼としたシダに山全体が覆われており、その昔、モスラ対
ゴジラの映画の背景にも使われたとの事だった。

本土とは全く違う植生の、手つかずの自然。
家族全員で、マイナスイオンをたっぷり吸って来た。

奄美は、我が家族にとって、忘れられない思い出を作ってくれた。

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2012年10月23日 (火)

これが奄美の祭りだ!

10/20(土)に、初めて家族で奄美の地に立った。
今回連れ立って行ったメンバーは、母、妻、次女の3名。
他のメンバーは、仕事の都合で同行出来ず。

ゆったりとしたスケジュールで旅程を組み立てたため、
奄美空港に到着したのが、15:45。
宿泊ホテルであるネイティブシー奄美に着いた時は、
16時を回っていた。

「Iさん、お帰りなさい。」
「今回は、家族一同でお世話になります。」

いつも1人なので、まずは、家族をスタッフの皆さんに紹介した。

「Iさん、今晩、「種おろし」があります。」
「何ですか、その「種おろし」とは?」
「秋の収穫祭のようなものです。夜に集落の家庭を順番に回って
島唄に合わせ皆で「八月踊り」を踊ります。ぜひご参加下さい。」
「ホテルにも来ると言う事ですね。」
「そのとおりです。」

すっかり暗くなった19時過ぎに、ホテルの前庭で待っていた。
その間に、ルリカケスやリュウキュウコノハズク(現地名で
マヤスクフ)を見る事が出来た。これはラッキー!

やがて、集落の方々を乗せたバスがやって来た。
そして、お祭りの始まり。
サンシン(三味線)やタイコの音に合わせ、一気に盛り上がって行く。

気がついたら、自分も祭りの輪の中。
一緒に八月踊りを踊らせて頂いた。
家族は? 家族は、見ているだけだった。

ホテルから、お酒やビール、焼き鳥やサンドイッチ、お饅頭が
振舞われた。
夕食を頂いた後だったので、2食食べた感じ。

周りにいらした島の方々と、親しく懇談させて頂いた。
家族の面々も、それぞれに近くに居た方々と話していた。

温かい島の方々。
さっそく、素晴らしい時間を過ごさせて頂いた。

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2012年10月22日 (月)

どうなる「猿飛三世」

NHKBSで、面白い番組が始まった。

その番組名を「猿飛三世」と言う。
ご存知、猿飛佐助の孫という触れ込みだ。
祖父にあやかり、やはり佐助と名乗っている。

大坂夏の陣から36年後、徳川幕府の支配が確定していない
時代に、ひとりの若者が、自らの手で運命を切り拓き、
自分が活きる場所を求めて奮闘する姿を描き出すと言う設定。

今を生きる全ての人々に、明日への元気につながるメッセージ
を送り出すと言う考えとの事。

確かに、人は自分が何者であるか、自分自身で見い出さなければ
ならない。

猿飛一族は、甲賀忍者の一派。
一方、徳川幕府は伊賀忍者を召抱えていたため、ここに軋轢が生じる。

番組は、陰謀の渦中にある高波藩の行く末を巡り、徳川方の忍者である
伊賀者の服部伴蔵との戦いの中で繰り広げられて行く。
この伴蔵も、服部半蔵の孫と言うから、話しが出来過ぎだ。

女優も美人揃い。
高波藩家老・梅宮主膳の一人娘として、水川あさみ(みずかわ あさみ)。
佐助の母親として、浅野ゆう子。

2人に頭が上がらない佐助役は、伊藤淳史(いとう あつし)。
ちょっと頼りない感じがするが、その分、成長の過程に
実感がこもっていいのかも知れない。

これから、どんな展開になるのか。
忍者物が好きなだけに、先祖伝来の「秘伝七術」とやらを
存分に見せて欲しいものだ。

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2012年10月21日 (日)

宇宙戦艦ヤマト2199第3章の世界

一昨日、人間ドックが終わった後、「宇宙戦艦ヤマト2199第3章
=果てしなき航海=」をMOVIXで観て来た。

人間ドックを申し込んだ時、看護師さんに「麻酔で1日眠いと
思います」とお伺いしたため、午後はフリーにしておいたのだ。

でも、3重に麻酔を掛けられた割には、1時間ほどで回復した
ため、この時がチャンスと思い、映画館へ足を向けた。

今回の宇宙戦艦ヤマトは、原作者である松本零二さんの作品
ではなく、全く新たに作成されたもの。

イスカンダルへ向うという主な筋書きは同じだが、作風や
詳細なストーリー展開は、全く違った内容。

そのため、最初は違和感があり、第1章、第2章は観に
行かなかった。
でも、やはり観てみないと分からない。

正直に言って期待せずに行った。
しかし、いい意味で裏切られた。
これはこれで、新たな見事な作品として仕上がっていた。

キャラクターに、新たな息吹が吹き込まれていた。
ヤマトの乗組員にも、敵であるガミラスの登場人物にも。
そして、ロボット達にも。

メカにも、宇宙空間の設定にも、新鮮味があった。

「これは、違う作品として捉えた方がいいな。」

しかし、テーマ曲を歌い上げる佐々木功さんの素晴らしい
歌声は変えず、最も重要なイメージは踏襲していた。

「これから、どう展開して行くのだろう。」

あらすじが分かっているにも関わらず、期待が高まる。

このシリーズは、第7章まで続く。
そしてその後、テレビで26話に分け、放映が予定されている。

SFファンとしては、また、新たな楽しみが増えた。

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2012年10月20日 (土)

胃カメラ知らぬ間に終了

昨日、おおみや赤十字病院で、胃カメラを飲んで来た。

これまでに1回だけ、他の病院で飲んだことがある。
その時は、結構苦しかった。
車で行っていたため、麻酔なしで行ってもらったからだ。

今回は、原則として喉に麻酔をする事になっていた。

「では、これを喉い含んで3分そのままにしておいて下さい。」
待合室で、まず1回目。

「少し辛いですが、喉にスプレーをします。」
診察室のベッドで、仰向けになった状態で、2回目。

「少し眠たくなりますが、点滴をします。」
同じく診察室のベッドの上で、横向きになった状態で、3回目

ここまで来ると、さすがに意識が朦朧として来る。

「では、お医者様がいらしたので、始めますね。」
「Iさん、担当医の○○です、よろしくお願いします。」

ここまでは、聞き取れたのだが、その後意識を失った。
チューブがいつ体に入って、いつ出たか、全く記憶にない。
気がついたら、終わっていた。

「Iさん、立てますか。」

これが、次に聞いた言葉。
あれっと言う感じ。

しかし、やはり無事には終わらなかった。
その後、血液検査室へ行かされた。
診断結果は、後日改めて訪問してお伺いする事となった。

胃は、自分の最大の弱点。
この際、しっかりと診て頂こう。
何があっても、受け止める覚悟は出来ている。

そのためにも、日々を無駄なく充実したものとして来た。
今後も、その気持ちを持って、悔いのない人生を生きて行きたい。

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2012年10月19日 (金)

瞬間接着剤の威力

いつもダイビングで使っている加湿器に、水を加えるスポイトの蓋が
壊れてしまった。

この加湿器は、空気ボンベからの乾燥した空気に湿気を与えるもので
口の中がカラカラにならず、結構気に入っている。
耳抜きで唾を飲み込む時に、飲み込み易くなるのだ。

プラスチック製の蓋なので、接着剤があれば修理出来る。
でも、ほんの僅かな量でいい。
多く買っても、無駄になってしまう。

やはり、こう言う時に便利なのが、100円ショップ。

さっそくダイソーに出向いたら、種類が結構揃っていた。
いろいろ見たが、結局1gで4個入りのものを購入した。
これだと、使わない3個は、そのまま保存出来る。

あっと言う間に、修理完了。

ついでに、前から知りたかった瞬間接着剤の成分について調べてみた。

種類:化学反応性接着剤
成分:シアノアクリレート(99.9%)

瞬間接着剤とは、有機化合物であるシアノアクリレート(cyanoacrylate)を
主成分にした接着剤。
空気中などの水分に瞬間的に反応して硬化し接着する。

水状のものとゼリー状のものがある。
水状の接着剤は繊維にしみこむので、糸や布の固定に向いており、
ゼリー状のものはたれにくいので、垂直面での使用に向いている。

シアノアクリレートは一般にはモノマーの状態であり、水のような粘性の低い
液体であるが、接着するものに付着しているほんのわずかな水分によって
シアノアクリレートが瞬間的に重合を開始、シアノアクリレートがポリマーと
なって一瞬で接着される。

汎用の製品も金属用の製品も主成分はシアノアクリレート100%と記されているが、
実際には1%に満たない各種成分が用途別に添加されており、これが用途別の
特性を生み出している。
アセトンを用いて、接着部分をはがすことができる。

なるほど、世の中には、いろいろな物質があるものだ。
改めて、感心した。

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2012年10月18日 (木)

忍者 戦国プロフェッショナル

忍者には、特別の思い入れがある。

私が、ちょうど小学生の頃に、忍者ブームが起こった。
類まれなる運動能力と、繰り出すいろいろな術に目を奪われた。

それに、工夫を凝らした数々の武器。
光らないように黒く塗った忍者刀等、なるほどと感心する事
しきりだった。

その忍者が、NHK総合の「歴史秘話ヒストリア」で取り上げられた。
「~聖なる山と忍術 400年の物語~」と副題がついていた。

忍者の実像に、改めて迫りたいと思いビデオ撮りし、昨日
じっくりと視聴した。

伊賀・甲賀・雑賀と、懐かしい名前が出て来る。
いずれも紀州に位置している。

忍者は、この紀州の霊山を駆け巡り修行を積んでいた山伏が
ルーツとの事。
この事実は、今回、初めて知った。

奈良時代から山々を巡り、自衛のための武術や薬草などの知恵、
情報のネットワークを創り出した山伏。
その技を受け継いだ山里の人々が、やがて凄まじい集団-忍者と
化したとあった。

戦国時代に活躍した忍者だったが、その後、天下統一を目指す信長、
秀吉に狙われ壊滅の危機に瀕する事となる。

そこに現れたのが、徳川家康。
家康最大の危機「伊賀越え」を忍者たちが助けたことで、忍者は
江戸の徳川家に召し抱えられる。

そして、江戸城のお庭番等として改めて活躍する事となった。
服部半蔵の世界である。

歴史として見ると、決して華々しいものではない。
むしろ、陰に隠れ、しかし人知れず世の趨勢を左右する働きをした。

「君子は言を訥にして、行ないに敏ならんことを欲す。」

この論語の言葉が、頭をよぎった。

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2012年10月17日 (水)

MAXでトレーニング

昨日のジムでのトレーニングは、さすがにきつかった。

人間ドックの体組成計測で「標準」しか出なかった反省を込め、
トレーニング内容に少し手を加えた。

代表的な大筋群である、胸、背、脚のメニューをダブルにした。
その上で、腕、肩のメニューも見直しをした。

これまで行って来た種目を中心に組み立て直したのだが、
同じ個所をダブルにすると、効き目が全く違う。

行っている時から、すでに筋肉痛。
しかし、意識はしっかりしていた。

でも、帰宅して気が緩むと、頭がボーとして集中出来ない。

机の前に座っても、ただ座っているだけ。
テレビも見る気になれない。

体力を消耗し過ぎたようだ。
こういう時は、寝るに限る。

という事で、プロテインとビタミンサプリメントを飲んで、
9時前に寝てしまった。

そのお陰で、今朝は気分爽快。
筋肉痛は残っているが、しかし、それも心地いい。

今日は、この後、イタリアオペラのレッスンに出掛ける。
いつもは(土)か(日)だが、今週末は家族で奄美に出掛ける
ため、日を替えての特別レッスンだ。

「体と心をリフレッシュする」

体と心を整えれば、頭が最高のパフォーマンスを発揮してくれる。

このノリで、これからも荒波を乗り越えて行きたい。

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2012年10月15日 (月)

ウォータータンク水入替え

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先日、やっとウォータータンクの水を入れ替えた。
このタンクは、アメリカ陸軍仕様の頑丈な作りになっている。

子供達がまだ小さかった頃、災害に備えて水を備蓄するため、
米軍払下げの店で買い求めた。
それから、早いもので、既に25年が経過した。

1個が20L入るので、2個で40Lとなる。

成人の1日に必要な飲料水の量は、約2Lとされている。
その他生活用水として約2L必要と考えると、夫婦2人で
これだけで、10日間の水が確保されている事になる。

我が家では、これ以外に、1Lペットボトルを12本以上
常に妻が用意している。
お風呂の残り湯も、湯船に出来るだけ残したままにしている。

水が生命線だと考えているのだ。

しかし、時間が経つと、この危機意識もだんだん薄らいで来る。
その証拠が、このウォータータンクの水入替え。

夏場は10日間、冬場は20日間で入れ替えるのがいいと
されている。

当初は、結構がんばって取り変えていたが、これがかなり
の重労働。

40kg超の重量物を、風呂場から部屋を運ぶ事になる。
ダンベルと違い持ち難いので、腰を痛める可能性もある。

という事で、ついつい入替えが疎かになってしまっている。
今回も、数か月経ってしまった。

「備えあれば憂いなし」

もう一度気持ちを入れ直し、定期的にメンテナンスして行きたい。

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2012年10月14日 (日)

花のガンダム

Photo

昨日、お台場で朝早くから夕刻まで、仕事が入っていた。

そのため、8時には東京テレポート駅に到着する必要があった。
大江戸温泉物語の近くの会場まで、歩いて行くためである。

朝の爽やかな空気を吸いながら歩くのは、とても気持ちがいい。

プロムナード公園を南下して行こうと、首都高速湾岸線に沿って
西へ歩いて行った。
そして、Diver City Tokyoに差し掛かった時、木陰の先に見えた。

「あっ、ガンダムだ。」

私はガンダム世代ではないが、ロボットやメカには、たいへん
興味を持っている。

近づくと、その大きさは半端ではない。
そして、とても精巧に出来てる。
今にも動き出しそうな勇姿。

「うーん、凄い。」

朝早かったが、もう数人の若者達が来て、写真を撮っていた。
余程好きなのだろう。

その一角の花壇の前で、男女数名のグループが、声を上げながら
記念写真を撮っていた。

何だろうと思って近寄ったら、何とガンダムの上半身をかたどった
花で出来た造形だった。

「いろいろ考えるな。」

感心しながら、これもカメラに納めた。

時計を見ると、待ち合わせの時間が迫っていた。

「これは、急がなければ。」

足早にその場を離れた。
振り返ると、朝日を反射し、ガンダムが一瞬光に包まれた。

「今日は、何かいい事がありそうだな。」

より一層、足取りが軽くなった感じがした。

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2012年10月13日 (土)

響け!骨洞

骨洞とは、頭蓋骨の中の空洞の部分を言う。

頭蓋骨は、脳みそで一杯なのではなく、実は空洞の部分が
結構あるのだ。

前頭洞(ぜんとうどう)
師骨洞(しこつどう)
上顎洞(じょうがくどう)
蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)

この空洞が、イタリアオペラには、とても重要な要素となって来る。

何故か。
それは、この空洞部分に、音を響かせる事が大切だから。

「声」ではなく、「音」というのも大事なポイント。
つまり、体を楽器と見立てる見方が必要となる。

理屈では分かるが、実際に実行しようとしたら、これが出来ない。

オペラを初めて2年10ヶ月になるが、改めて、その難しさを
痛感している。

どうしても喉に頼り、声を出してしまう。
結果として、響かないし、伸びも失われる。
特に、高音域になると、その傾向がますます強くなる。

現在の課題曲2曲は、骨洞に響かせないと歌い切れない、
レベルの高い曲。

相手にとって不足はないが、なかなか思い通りに行かないため、
非常にもどかしい。

12月の発表会まで、約2ヶ月。

悔いの残らないよう、さらに練習に励みたい。

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2012年10月12日 (金)

詩・礼・楽の勧め

心豊かな人になるための要素、それが詩(し)、礼(れい)、楽(がく)。
論語に書かれている内容だ。

「詩に興(おこ)り、礼に立ち、楽に成る」

「詩に興り」とは、豊かな感性を詩によって奮い立たせる事。
「礼に立ち」とは、守るべき社会規範によって行動する事。
「楽に成る」とは、音楽が分かるという事。

つまり、詩を学ぶ事を入口としながら、ルールを守り人と上手に
付き合えるようになった上で、最後に音楽をたしなむというステップ。

この段階を踏む事により、より善き人格が形成されるとしている。

詩は詩歌を詠むという事だが、広く解釈すると文学に触れ、
情緒豊かな心を養うと言う事だろう。

健やかな心を養えるのであれば、その他の一般教養も含まれると
考えてもいいのではないだろうか。
いわゆる、「リベラルアーツ」の呼ばれるものだ。

礼は礼義という事だが、折り目正しい姿勢・態度は、その人の
内面を表すと言われている。
「ぶれない軸」を持っているかどうか、意外に礼に現れて来る気がする。

最後の楽が、誠に味わい深いものだと思う。
楽は音楽という事だが、音楽を愛する気持ちが、「心の余裕」を
生み出して来るのではないだろうか。

「学び」「交わり」「ゆとり」を持つ。

少し膨らませて捉えると、このように解釈する事も出来る。

さて、自分はどの程度出来ているだろうか。
残念ながら、総て道なかばという感じがする。

しかし、それでいいのかも知れない。
大事な事は、それらの意味する事を自分なりに理解し、努力を
重ねる事。

「努力は、楽しみへの一里塚」

これからも、「学び」「交わり」「ゆとり」をキーに、人格形成に励みたい。

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2012年10月11日 (木)

人間ドック終了

昨日、23回目の人間ドックに行って来た。
35歳から受け始めたので、久しくなる。

その間、だんだん体の機能が衰え続け、現在に至っている。

私の場合、消化器系が弱く、胃、肝臓、腎臓当りで、いつも
何か異常値が出る。
今年は、ついに胃のレントゲンの代わりに、胃カメラを飲む事にした。

それ以外の、循環器系や神経系、骨格系、筋肉系は、今の所順調。

問診のとき、医者にこう言われた。

「今日の所は、特に問題ありませんね。
筋肉も、しっかり付いていますね。」

まだ胃カメラは飲んでいないし、血液検査や便等の検査結果も
出ていないので、何とも言えない。

「筋肉量については、実は不満なんです。」

医者は、ただニコニコ笑っていた。

診療室に入る前に、In Bobyの検査結果を見た。
体の各位の筋肉量や、体脂肪量等が打ち出されていた。

そこに総合判定として、「標準」と出ていたのだ。

ジムに週3回通っても、標準か!
これが、正直な気持ち。

一方で、最近、自宅にいる時間が多かったのも災いした。
家にいると、ついつい気分転換にと思って、お菓子を食べてしまう。
これが、体重増や体脂肪率に影響した可能性もある。

まあ、数字に一喜一憂しても仕方がないので、ここは大局的に
捉えて行きたい。
ジムに通っていなければ、さらに数値が落ちていたかも知れないのだ。

しかし、その後ジムへ行ったが、今日は力が入らずストレッチだけに止めた。
もっと、精神力の方を鍛えた方がいいのかも知れない。

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2012年10月10日 (水)

「西郷南洲遺訓」読了

西郷隆盛は、残念ながら一冊も本を書かなかった。

しかし、その言葉の数々を後世に伝えようと著した方々がいた。
その方々とは、庄内藩(現在の山形県庄内地方)の藩士達。
出身地の薩摩藩ではなく、幕府軍として敵対していた者達だ。

西郷さんに弟子入りして、その教えを「西郷南洲遺訓」として書き記した。
この一件を捉えただけでも、西郷さんの懐に深さが分かる。

本編41項目、追加2項目と小編だが、その言葉は味わい深い。

最も有名な言葉が、「敬天愛人」だろう。

天の理は存在し、生を充実させるにはそれを実践する事である。
そして、天が人々を平等に愛してくれるように、
自らも、他人を愛さなければならない。

「人を相手にせず、天を相手にせよ」も有名だ。

人を相手にしないで、天を相手にするようにせよ。
大いなる天を相手にするようなつもりで、自分自身の精一杯を尽くし、
人の非をとがめるような事をしてはならない。

全てが愛情に満ち、スケールの大きい言葉となっている。

しかし、一方で、人が良すぎる面もあったようだ。
征韓論者と誤解されたり、最後は若者に加担して西南戦争で没した。

だが、深い所では、自分の主張を終始一貫して守り通した。
そのため、一時期は、遠島処分にもなっている。

その遠島先のひとつが、奄美大島だ。

奄美大島の龍郷町には、今も西郷さんの謫居(たっきょ)した住まいが
残されている。

10月下旬に、母と次女と妻と共に、奄美大島へ行く事となっている。
一度訪れた事があるが、皆を案内して再び訪れたい。

「ここに、西郷あり」

そんなメッセージが伝わって来る住まい。
改めて、言葉の数々を味わって来たい。

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2012年10月 9日 (火)

やはり凄い!海洋堂

Museum121008
電車の吊革広告で、越谷にあるイオンレイクタウンにおいて、
「海洋堂MUSEUM」が、10/9(火)まで開催されている事を知った。

海洋堂と言えば、今や大英博物館にまで作品を納める、世界一の
造形集団となった会社。

9/27(水)のカンブリア宮殿でも紹介され、その異彩な才能の数々に
目を奪われたばかりだった。

これは、ぜひ、改めてその作品群を見てみたい。
という事で、昨日の連休最終日に、行って来た。

越谷レイクタウン駅に11時頃着いたが、予想どおり凄い人。
海洋堂MUSEUMは、MORI」エリアの「木の広場」で開催されていたが
かなり奥にあったため、ここに辿り着くまでに疲れてしまった。

しかし、やはり一見の価値はあった。
そこに繰り広げられている造形の世界は、ミクロからマクロまで
最早、芸術の域に達したものばかり。

何とリアルで、活き活きしている事か!

番組の中で、製作現場に初めてカメラが入り、作り手の横顔が
紹介されていた。
その自称オタクと称されている方々の、魂が乗り移っているかのよう。

「この仕事を取り上げられたら、生きていけない。」

このように話されていた、ボーメさんの言葉が印象的だった。
そのボーメさんの作った美少女には、とんでもない値段が付いてる。
しかし、今回は家族向け志向が強く、その系統の作品は
ほとんど展示されていなかった。

「好きなことだけ とことんやり続ければ勝てる」

番組で語った宮脇修一社長の言葉を、改めて噛み締めた。

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2012年10月 8日 (月)

水中表現家:二木(ふたき)あい

「水中表現家? 何だ?」

そう思ったのが、見たきっかけだった。
昨日のTBS情熱大陸で放映された内容。

まるで、人魚のように海中を自由に泳いでいた。
それも、素潜りで。

「何と、美しい姿だ。」

思わず、1人で呟いてしまった。

しなやかな体が織り成す曲線的な泳ぎは、人というより
海の生物と言った方が相応しい。
海と、完全に同化していた。

彼女は、現在32歳。
金沢市で生まれ育ったが、決まり切った進路に見切りを付け
高校卒業と同時に、ダイビングの世界に身を投じた。

その後、フリーダイビングと出会い、今や世界で活躍している。
英・仏・西・伊・タイ語など様々な言語を操り、ここでも、現地の方と
同化している。

自分の生き方を、貫き通している。
話す言葉はとても力強く、意思の強さを感じる。
納得のいく人生を生きようとするその姿勢は、迫力すら感じる。

ある時は「カメラマンとして海の魅力を撮影」し、
またある時は「自身がモデルとなり海の魅力を伝える」、
さらには「自らの泳ぎを見せるパフォーマー」としての一面も持っている。

彼女を、既存の職業名で呼ぶには、いくつもの言葉を必要とする。
だから、「水中表現家」と称しているのだ。
既存の枠に囚われない、彼女らしい職業名。

「行きつく先は、何ですか。」
「海女さんですかね。」

そう応える彼女の顔から、海と共に生き、海に帰って行こうとする
決意が読み取れた。

多分、「楽しい」だけではないだろう。
「使命」のようなものを、感じ持っているのではないだろうか。
彼女の今後の生き方を、フォローして行きたいと思った。

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2012年10月 7日 (日)

これは効いた筋トレメニュー

新しい筋トレメニューに変えて、1年が経った。
その間、マンネリを防ぐため、重量を上げるだけでなく、一部メニューを
差し替える等、マイナーチェンジを行って来た。

しかし、ここに来て、限界が見えて来た。
筋肉量が、思うように増えて行かないのだ。
体が、いい意味で負荷に適応してしまったよう。

これは、何か手を打たなくては。
全面的に新メニューに更新する事も考えた。
しかし、これはこれで、慣れるまでに時間を要する。

今年12月までの残り3か月で目標を達成するには、どうすれば良いか。
そこで考えたのが、昨年までのメニューを併用する事。

今、筋トレ→コアトレ→ストレッチのサイクルで行っている。
筋トレの後、中2日は、空けるようにしているのだ。
筋肉の疲労を押さえ、超回復時に次の筋トレを行うため。

この、次の筋トレ時に、昨年までのメニューを行う。
慣れ親しんだメニューなので、フォームは出来ている。
こうすれば、時間を掛けずに、新たな刺激を受ける事が出来る。

さっそく、一昨日試したのだが、予想外に筋肉に効いた。
今はダンベルを中心にフリーウエイトトレーニングが中心。
しかし、昨年までは、どちらかと言うとマシンが中心だった。

マシンの方が軌道が決まっているので、やり易い。
そのため、その分、重量を増やす事が出来る。

しかし、驚いた。
昨年まで対応出来た重量に、全く歯が立たなかったのだ。
慣れとは恐ろしいものだと改めて思った。

同じ部位を鍛えるにしても、手段・方法を変えて、いつも
新鮮な刺激を与える事が大事。

63兆の我が細胞が、それを改めて教えてくれた。

これは、別の事でも言えるのだろう。
新たな発見をするためには、慣れ親しんだ道ばかり歩いていた
のでは、見えるものも見えなくなる。

「別ルートを辿ってみる」

これを、楽しみながら実践して行きたい。

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2012年10月 6日 (土)

単純化が「気づき」を促す

研修のテキストを作っていて思う事、それは如何に
内容を単純化するかという事。

どの研修もそうだが、大事な事は「知る」事ではない。
受講者ご本人の中で、「気づく」事だ。
その気づきは、何であってもよいと思う。

今は、情報化の時代。
本気で勉強しようと思えば、書籍なりネットなりで
溢れるばかりの情報を得る事が出来る。

しかし、大事な事は、それらから自分なりのエッセンスを
抽出し、行動に移す事。

王陽明も言っている。

「行動が伴わなければ、それは知った事にはならない(知行合一)」

そのためには、知識を知恵に昇華し、腑に落とす事が大事。
左脳の理解を、右脳で感じ取る。

この手助けをするには、情報の量ではなく、情報の質を
提供する必要がある。

それも、講師である私自身の言葉に変え提供する事が大事。
でないと、話す言葉に魂が宿らない。
まさに言魂(ことだま)。

シンプルな資料を使い、その場の受講者の方々のレベルや
特性に応じて、説明の仕方を適宜変える。
故に、ホワイトボードに書く言葉や図も、その都度変わる。
差し挟む事例も、同様。

相手を知るため、時間中はもちろん、休憩時間も受講者に
話し掛け、関係作りをして行く。
実は、この時間が、私にとって学びの場になっている。

何気ない会話の中で、はっと気づかされる事がよくある。

「そういう捉え方もあるのか。」

テキストや資料は、お互いの「気づき」を促す触媒のようなもの。
そう思っている。

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2012年10月 5日 (金)

これは美しい!東京駅

121004
昨日、今日の中部地区での打ち合わせのため、夕刻に
東京駅へ出向いた。

いつもより、少し早めに東京駅に到着。
お目当ては、10/1(月)にリニューアルした東京駅の勇姿を
見るため。

広尾にあるジムから向かったので、通常だと地下鉄丸の内線
東京駅から、そのまま地下通路で繋がったJR東京駅中央口から
入場してしまう。

しかし、今日は特別。
地下から北口方面に回り、地上へ出た。
目指すは、JR東京駅北口のドーム。

退勤時間になっていたため、かなりの混雑ぶり。
その中で、多くの方がドーム下で立ち止まり、上を見上げていた。
それらの殆どの方々が、携帯電話のカメラで撮影している。

「荘厳」

やはり、この言葉が一番似合いそうだ。

天井には、鉄道の車輪や鳳凰と思われる鳥の装飾がされている。
落ち着いたベージュの色合いが、品の良さを醸し出している。

閉塞感に包まれている今の日本にとって、これはとても
明るい出来事のように思う。
古き日本を訪ねる意味でも、いい機会になるのではないだろうか。

東京駅が開業したのは、98年前の1914年(大正3年)。
すでに開業していた新橋駅と上野駅をむすぶ首都の鉄道網の
中心駅として建設されたとの事。
設計は、日本近代建築の祖とされた辰野金吾氏。

きっと、辰野氏も、草葉の陰で喜んでいるだろう。

南北ドームと共に再建された3階部分には、東京ステーション
ホテルが新装オープンした。
ロイヤルスイートルームが、1泊80万8500円というから驚き。

これからも、いろいろな話題を提供して欲しいものだ。

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2012年10月 4日 (木)

これが動物病院か!

2
9/13(木)で、今回のシリーズを終了したNHK総合「仕事ハッケン伝」。

最後は、森泉さんの動物救急病院での体験だった。
その時は、たいへんだなと思った程度だったが、昨日、それが現実の
ものとなった。

先日、我が家のチワワのななちゃんが、さんまの骨を喉に詰まらせた。

妻曰く、「ちょっと、動物病院へ行って来る。」
私曰く、「どうしたの?」

「注意していたのだけど、夕食時のさんまの骨が喉に刺さったみたい。」
「それはたいへんだ。」

我が家では、ペットフード以外に、野菜や肉等を時々上げている。

近所の行きつけの動物に、妻がさっそく電話した。
もう、閉院時間の19時。

「これからお伺いしても、いいでしょうか。」
「10分位で到着します。ありがとうございます。」

という事で、妻が抱いて連れて行った。
こういう時、小型犬は助かる。

結局、大事には至らなかった。

骨は小さ過ぎて見えなかったため、喉の通りを善くする注射を打って
もらったとの事。
そんな注射もあるのかと、返って驚いた。

でも、柔軟に対応してくれた獣医さんには、感謝、感謝。

番組の中でも森さんは、その受け手の動物看護師の立場だった。
それも、動物緊急病院。
夜勤の間も、よく電話が掛って来ていた。

熱中症で運び込まれたうさぎが、温かさを残したまま、絶命していた
事もあった。

「決して動物が好きなだけでは出来ない事も分かったけれど、
毎日毎日を繰り返しながら、小さな喜びが重なっていく仕事の楽しさ
も感じて、本当に貴重な体験が出来たなと思います。」

貴重な言葉だ。

動物だって、大事な命。
今後も、ななちゃんと共に、幸せを享受して行きたい。

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2012年10月 3日 (水)

消炎テープの効果は?

「たくさん商品が並んでいますが、どれがお勧めですか。」
「どのタイプがいいですか、スプレーか塗るタイプか。」
「持続性のあるものがいいですね。」
「ならば、テープ製がいいと思います。」

「薬のセイジョー」でのひとこま。

ジムで、高重量のダンベルでベンチプレスを行っているが、
左手の親指付け根が、筋肉痛になって来たのだ。

胸や腕ではなく、手の親指。
思えば、ダンベルを握った時に、体内側で支えているのは親指。
負荷が掛かっても、おかしくない。

「フェルビナク成分5.0%配合の商品がお勧めです。」
「最近出た商品で、効き目があると評判です。」

これまでは、ジクロフェナクNa1.0%配合の商品を使っていた。
これは主に腰に貼っていたが、よく効いていた。
さすが、第1種医薬品。
しかし、若干高い。

「そうですか。試してみるかな。」
「今なら、お値打ち価格になっています。」

最後に、殺し文句が来た。

フェルビナクの商品は、第2種医薬品となっていた。
しかし、効き目は、個人によって差があると思うので、やはり
一度使ってみないと分からない。

「では、一番少ない7枚入りをお願いします。」
「ありがとうございます。」

今、さっそく貼っているが、ジワリと効いて来た。
さて、この効果が、どれくらい持続するか。
そして、どの程度痛みが和らぐか。

これから、6時間後の効果を楽しみにしたい。

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2012年10月 2日 (火)

飛行機欠航でショック

2週連続で奄美へ行く計画が、頓挫した。

昨日、午前3時に起きて一仕事し、5時に家を出た。
家を出る前に、JALのSKYナビで確認したら、予定している飛行機
は飛ぶとの事だった。

しかし、さいたま新都心駅で電車を待っている時に、スマートフォン
がJALからのメールを受信した。
見ると、予定便が機材調達出来ず、欠航が先程決定したとの事。

何と言う事だ!
せっかく台風17号が、深夜に足早に過ぎ去ってくれたというのに。
前日の欠航で、必要な飛行機が揃わなかったのだろう。

ここは、諦めが肝心。
一旦入場した駅だったが、忘れ物をしたと駅員さんに告げ、退場した。

しかし、気を取り直そうとしても、ぽっかり空いた心の穴は、
なかなか塞がらない。

前日のメールで、ネイティブシー奄美のダイビングショップが
かなりの被害を受けた事は承知していた。
海況も良くなく、数日に渡って潜れない可能性がある事も分かっていた。

その中、敢えて行く決心を固めた上でのハプニング。

ダイビングが出来なくても、奄美へ行く。
これは、何を意味するのだろう。

私にとって、そこまで奄美が大きな存在になって来たという事だろうか。
ダイビングが出来なければ、ホテルで仕事をしようと思い、それなりの
資料も、バッグに入れていた。

青い海と白い空
素朴でやさしい人々
ハイビスカスの赤い色が目に浸みる。

今回の出来事で、改めて奄美の大きさを自覚する事が出来た。
これからも、この想いは大事にして行きたい。

今後、奄美で充実した時間を過ごすためにも、こちらで過ごす時間を
活かす事が求められる。

ショックを、自分を振り返るチャンスに変え、励んで行きたい。

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2012年10月 1日 (月)

「武士道」再読

新渡戸稲造の「武士道」を再読した。
これも学生時代に読んで以来となるため、35年ぶりとなる。

この間、日本は多くの出来事を経験して来た。

オイルショック、円高、バブル経済、長期不況、震災、
そして国境問題まで。

経済的な問題から広がりを見せ、社会・政治問題まで、
深刻の度合いを増している。
まさに、「前門の虎、後門の狼」状態。

そのような中で、かつて日本人の精神的な支柱であった
武士道を、改めて振り返りたくなった。

そもそも原本は、1900年に米国フィラデルフィア出版された英語の本。
そのため、欧米人向けとなっている関係上、キリスト教に関連した
比喩表現等が多く、日本人には返って分かり辛い個所もある。

しかし、改めて武士道が持つ、正義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義
という概念を確認する事が出来た。

印象に残った言葉は、以下のとおり。

「最も先進的な思考を持った日本人でも、一皮むけば、そこには
サムライが現れます。」
「何年もの年が流れ、武士道の習慣が葬り去られ、その名さえ
忘れられる日が来ても、その香りは空中を漂っています。」
「路辺に立ちて眺めやれば、私達ははるか遠くの見えない丘から
漂って来る、その爽やかな香りを、いつでも嗅ぐ事が出来るのです。」

これを感じたのが、東日本大震災の時だったように思う。

多くの方が、命懸けで誰かの事を考えた。
絆という言葉の下、一体となって危機を乗り越えようと努力している。
己が信じる正しい事を、成し遂げようとしている。

これらの勇気や一体感、規律正しい行動は、世界中に感動を与えた。
我々の血の中に、確かに日本人の血が流れている事を、我々自身が
確認した瞬間ではなかったか。

現在、日本を取り囲む問題は多い。
しかし、これらに正面から冷静に向き合う姿勢こそが、武士道の真髄
なのかも知れない。

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