花のガンダム
昨日、お台場で朝早くから夕刻まで、仕事が入っていた。
そのため、8時には東京テレポート駅に到着する必要があった。
大江戸温泉物語の近くの会場まで、歩いて行くためである。
朝の爽やかな空気を吸いながら歩くのは、とても気持ちがいい。
プロムナード公園を南下して行こうと、首都高速湾岸線に沿って
西へ歩いて行った。
そして、Diver City Tokyoに差し掛かった時、木陰の先に見えた。
「あっ、ガンダムだ。」
私はガンダム世代ではないが、ロボットやメカには、たいへん
興味を持っている。
近づくと、その大きさは半端ではない。
そして、とても精巧に出来てる。
今にも動き出しそうな勇姿。
「うーん、凄い。」
朝早かったが、もう数人の若者達が来て、写真を撮っていた。
余程好きなのだろう。
その一角の花壇の前で、男女数名のグループが、声を上げながら
記念写真を撮っていた。
何だろうと思って近寄ったら、何とガンダムの上半身をかたどった
花で出来た造形だった。
「いろいろ考えるな。」
感心しながら、これもカメラに納めた。
時計を見ると、待ち合わせの時間が迫っていた。
「これは、急がなければ。」
足早にその場を離れた。
振り返ると、朝日を反射し、ガンダムが一瞬光に包まれた。
「今日は、何かいい事がありそうだな。」
より一層、足取りが軽くなった感じがした。
| 固定リンク
コメント