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2012年10月27日 (土)

ベランダから見た朝の風景

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今朝、デスクに向かって本を読んでいたら、ベランダから朝日が
差し込んで来た。

起きた時は真っ暗だったが、太陽が昇り始めると一気に明るくなる。

「そうだ、マンション群からの日の出を写真に撮ろう。」

そう思って、さっそくベランダへ向かった。
しばらく、建物から顔を出した太陽を拝んでいた。

太陽は、その直径分を約2分で移動する。
見ていれば分かるが、あっと言う間に全体が現れた。

すっかり明るくなって部屋を戻ろうとした時、ふと下を見下ろした。
我がマンションの眼下に広がる庭である。

前面道路から50mバックしてマンションが建っているため、庭が広い。
3棟ある内、我が棟は南側にあるこの庭に接しているため、ガーデン
コートと名付けられている。

いつもは、子供達や奥様方で賑やかな庭も、明け方は静かそのもの。
車も通っていない。
静けさだけが、支配している。

「そうだ、この自然な庭の姿も撮っておこう。」

そう思って、1度だけ、シャッターを切った。

「カシャ」

シャッター音だけが響き渡る。

「このような都会の朝もいいな。」

当マンションに入居して、10年近くなる。
しかし、今日だけは、いつも見ているベランダからの庭とは違って見えた。

澄んだ空気。
やさしい陽の光。
しっとり濡れた庭の緑。

どこに居ても、自然を感じる事が出来ることは、素晴らしい事だ。
一時、空間を独り占めしたような、いい気分に浸れた。

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