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2012年11月 6日 (火)

瞬間記憶喪失に参った

頭をかすめたアイデアが、メモを取る間もなく、一瞬で消えて行く。

このような経験を、これまで何度も味わって来た。
誠に歯がゆい。

頭の中で、ある情報とある情報が交錯し、別の発想を生み出す。
この瞬間、入力した情報が、付加価値のあるものに生まれ変わる。

これは、とても重要。
世の中の発見は、この過程の中から見出されて来たと言っても
過言ではないだろう。

それ故、一瞬の閃きを、どのようにして形に残して行くかがポイントとなる。

「メモを取る」より「声を録る」方が素早いのかも知れない。
それが商品化されたのが、ボイスレコーダー。

今では、スマートフォンで代用出来る。
しかし、使った事がない。

取り出して、スイッチを入れてという動作に気を取られている内に
アイデアは霧の如く消えてしまう。
まさに、雲散霧消の世界。

その瞬間に、写し取る方法はないのだろうか。

モーツワルトは、曲想が頭に浮かんだら、何でも近くにあるものに
片っ端からメモして行ったと言う。
レストランのナプキンに、ワイシャツの袖に。

何かを「取り出す」行為を、省く必要がある。

いつか、パソコンが小さなチップになって、脳に埋め込まれる時代
が来るのではないか。
脳の微細電流で駆動し、脳と一体化して機能を発揮する。

こうなると、凄い事になる。
新たなシナプスが発生し、電流が流れた瞬間に、その内容が記録される。
場合によっては、潜在意識も記録されるかも知れない。

諸刃の剣の世界。
少し怖い世界だが、大脳をフル活用出来る事が出来る。
別の次元に及ぶ、人類の飛躍的な発展が望めるだろう。

でも、今はまだ、夢物語。
ここは、アナログ的な方法を、さらに求めて行きたい。

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