四字熟語の魅力
年初から行なって来た、四字熟語への取組みが一段落した。
当初は、四字熟語辞典をランダムに開いて、目に止まった
熟語を、手帳に毎日書き写していた。
でも、この方法だと、やはり自分の知っている言葉に
目が行ってしまう。
これでは、語彙を増やすという趣旨を満足させる事が出来ない。
迷っていた時に出会った本が、「四字熟語で読む論語」。
ちょうど、論語も勉強していたので、これは一石二鳥。
「四字熟語で読む論語」に出て来る熟語の意味を、順次、
辞書で調べ、確認してからこの言葉を手帳の上端に
1日1個書き込んで行く。
1日も休まずに続けた結果、やっと先日、全ての熟語を
調べ終わった。
四字熟語の魅力は、その四字の中に、人生が展開されて
いる事だと思う。
中には、小宇宙のような広がりを持つものもある。
その真の意味を味わうには、これから何度も反芻する
必要があるだろう。
今年は、意味を調べるだけで手一杯だった。
ここからが、本当のスタート。
今度は、逆に、四字熟語から論語に改めて戻り、その
意味する所を自分なりに解釈して行こうと思っている。
その過程を通して、想いが深まり、自分のものとなって行く。
その域に達して、初めて行動に表れて来るのだろう。
行動に表れないと、意味がない。
頭で理解しているだけでは、ただ「知る」だけで「分かった」
事にはならない。
無意識の行動に表れるまで、切磋琢磨して行きたい。
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