受身でセーフ
久しぶりに、腕に外傷を負った。
右手の平、右肘、右肩に擦り傷あり。
全て右側。
そう、右腕で受身をした戦歴である。
今回の奄美第1日目で、ダイビングのログ付けが終了したのが、
18:30頃。すでに外は真っ暗。
路肩に止めてあったワゴン車の助手席に乗ろうとして、
前方から回り込んだ時、急に地面がなくなった。
次の瞬間、路肩から体ごと転げ落ちてしまったのだ。
一瞬、何か起こったか分からなかった。
体が宙に浮く感覚が少しあった後、草地らしき地面を滑っていた。
ビジネスバッグとボストンバックを両肩に担いでいたため、
体重にバッグの重さが加わり、すぐに反応出来なかった。
右肩の担いでいたビジネスバッグが肩から外れたため、
右腕が自由になった。
自動的に、右肩、右肘、右手が動いた。
翌日確認したら、270度位の斜面を、建物に向かって
転がっていたようだ。
建物までの距離が1.5m程度だったため、ブレーキが
掛かっていなければ、頭を建物にぶつけていただろう。
いざという時には、反射神経がものを言う。
体を丸め、衝撃を吸収し、腕でセーブする。
一連の流れは、柔道で鍛えた感覚。
中学・高校での体育の時間の柔道が、初めて活きた。
どこで、何が起こるか分からない。
心身の準備は、常に整えておきたい。
改めて、そう自覚した。
| 固定リンク
コメント