鼻にファイバースコープ
「先生、また鼻タケが膨らんで来たようなので
早めにお伺いしました。」
「そう、では診てみましょう。」
先日の、行きつけの耳鼻科での会話。
急に寒くなったので、風邪気味となってしまった。
薬を飲んで回復したのだが、鼻の通りがよくならない。
今年2月頃も、同じ症状で悩んだ。
「そうね、2月の時はひどかったけれど、今回は
そんなには腫れていないようよ。」
「そうですか。」
「念のために、ファイバースコープで奥まで診ておき
ましょう。」
という事で、先生が手にしたのが、マイクロファイバースコープ。
パソコンの電源ケーブル程度の太さだった。
右はすぐに入ったが、左が入り難くかった。
何度か壁面にぶつかりながら、という感じ。
くすぐったくて仕方がない。
「ああ、良かった。大丈夫、ひどくない。」
診断後、先生が膝を叩いて喜んだ。
何だか、母親みたい。
「スプレーの薬を多めに出して置きますので、小まめに
スプレーして下さいね。飲み薬は、今回は結構です。」
「ありがとうございます。」
このスプレー、とても調子がいい。
欲しかったスプレーの事を、先生も分かっていた様子。
まさに、以心伝心。
これで、当分は安心だ。
時間がない中、医院へ行くか迷っていたが、来てよかった。
この安心感が大事。
後顧の憂いなく、再び前を向いて進んで行こう。
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