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2012年11月12日 (月)

揺るぎない自分を養う「マインドフルネス」

とても興味深い本を読んだ。
その書名は、「ビジネスマンのための平常心と不動心の鍛え方」

目を引くタイトルとなっているが、内容は、認知行動療法を
実践で使えるように、ステップを追って分かり易く案内した
ものと感じた。

「今、ここ」で起こっている事実に集中する。
:顕在意識を、マインドフルネスとする。

ポジティブ思考に切り替える。
:潜在意識に働きかけ、自己肯定感を強化する。

心身を健康に保つ。
:身体の気、脳機能のメンテナンスを怠らない。

どれひとつ取っても、出来そうで出来ない事の方が多い。

まず、すぐ雑念が入り、余計な事をくよくよと考えてしまう。
また、ものの見方を変える事が出来ないから苦労している。
体の健康も、誘惑が多く、つい食べ過ぎたりしてしまう。

これらを脱却するには、対象を具体的に捉え、意識しながら
改善に向けて取り組む事を求めている。

それも、無理に行なうのではなく、それこそ楽しみながらだ。
少し意訳が入るが、本書を読んでいて、それが長続きの
ポイントだと思った。

自分が日頃から考え実行している事と、符合する点が多かった。
理論的に整理すると、こういう表現になるのか。
再度考え方を検証するのに、とても役立った。

私は、自分なりに、次のように取り組んでいる。

手帳に書いたスケジュールを見通した上で、今行う事に集中する。
身の回りの全てを学びの対象と捉え、学びのポイントを探り出す。
ジムで、瞑想しながらトレーニングを行う。

身辺で起こる出来事を一旦受け止め、自分にとっての意味を
考えれば、冷静に対処して行けるように思う。

今後も、さらに自分を極めて行きたい。

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