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2012年12月 3日 (月)

動物達の救世主

昨日の情熱大陸は、獣医の佐草一優氏だった。

始まってから7分過ぎに、テレビのスイッチを入れた。
すると、いきなり猫の手術場面が映し出された。

右前脚が、粉砕骨折している。
普通の処置だと、これはもう切断しかないだろう。

しかし、何と後脚の脂肪から、この猫ちゃんの幹細胞を、
アメリカから取り寄せたという装置で培養すると言う。
この装置だと、4時間で幹細胞を作り出す事が出来るとの事。

一方で、右前脚の手術が進む。、
粉砕した骨部の上下部分をワイヤーで繋ぎ、その間に骨片を入れる。
そして、その隙間に幹細胞液を注入して行く。

動物の世界では、一歩先んじて再生医療が行われているのだ。
この事実にも、驚いた。

これ以外にも、いろいろな病んだ動物達がいた。
癌に犯された犬、遺伝病の柴犬、骨折したカラスまで出て来た。

ペットだけでなく野生の動物まで、持ち込まれたら治療する。
治療費は病院で看るというから、これはただ者ではない。

「命が尽きるまであきらめない」

これが、佐草氏の信条との事。

平均睡眠時間は1日3時間。
「リタイアしたらいくらでも休めるから、今は寝るのも勿体ない。」

日々の診察の傍ら、野生動物の保護を目的としたNPO法人を立ち上げ、
国内外を問わず、野生動物の治療や環境保全にも当る。

番組は、干ばつに苦しむケニア・マサイマラで挑んだ、新たなプロジェクト
を追っかけていた。

今日も、東京・町田の「のづた動物病院」の院長としてメスを握る。
毎日、約100件の診療をこなすとの事。

佐草という変わった苗字は、先祖が出雲大社の上級神官だった所以。
今後も、神様に代わり、動物達の命を救って欲しい。

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