月刊「致知」は教科書だ
致知出版社から出版されている月刊誌「致知」。
毎月掲載される素晴らしい内容に、改めて驚いている。
今や、私の教科書代わりだ。
「致知」のコンセプトは、人間学を学ぶ月刊誌。
人間力を高めたいと思っている私に、いろいろな
考える材料を提供してくれる。
例えば、今月号は「修身」についての特集が組まれていた。
巻頭記事に、こう書かれていた。
「リーダーたる者には必須の条件がある、修身である。」
「心は発達するものであり、7つの段階がある。」
1:自己中心 ←赤ちゃん、自分の欲求だけに生きている
2:自立準備 ←幼稚園児、用事を手伝ったりする
3:自立力 ←成人、自立する
4:開発力 ←30~40代、困難に向かい改善していく
5:指導力 ←40~50代、部下を指導していく
6:包容力 ←好き嫌いを超えて人を包容する
7:感化力 ←居るだけで自ずと人を感化する
但し、心の発達は、歳には比例しないともあった。
この考え方を示した薄衣(うすぎ)佐吉氏によると、
歳をとっても、75%の人は2段階で止まり、
3段階までの人は15%、4段階以上に至る人は10%との事。
修身の厳しさを物語る数値である。
私は研修講師として、前に立つだけで一言も話さなくても
何かが受講者の方々に伝わって行く自分作りに励んで来た。
この捉え方が、実は修身の最高レベルだったのだ。
改めて、自分の考え方の正しさが確認出来た。
しかし、実現は困難を極める。
でも、だからこそチャレンジする価値がある。
異次元の世界に我が身を投入し、そこで体全体で
何かを感じ、人間力を高めて行きたい。
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