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2013年1月29日 (火)

ものまね女王福田綾乃

前回の情熱大陸は、ものまねタレントの福田綾乃さんだった。

初めて彼女をテレビで見た時、きれいだったので女優さんかと
思っていた。

そうしたら、いきなり鶏のものまねをしたので、驚いた。
器用な女優さんがいるなと思ったら、今度はヤギのまね。

これはただ者ではないぞと思ったら、ものまねタレントだった。
しかし、よく特徴を掴んでいる。

そして、恥かしがらずに堂々と演技しているのに感心した。
その彼女が、こう言った事が印象に残っている。

「鶏なら鶏、ヤギならヤギに成り切る事が大切です。」

なるほど、その瞬間は人間だと思ってはいけない訳か。
道理で、似る訳だ。

ローラや綾瀬はるかのものまね等は、本物以上かも知れない。
声の特徴が増幅され、演技力でさら増幅されるため、
面白いを通り越して、芸域に達する勢い。

でも、その彼女も、4年前までは地元豊田市で、トヨタ系企業の
派遣社員だったとの事。
そして、リーマン・ショックが彼女の運命を変えた。

豊田市に帰省して実家に立ち寄った時、品のいいお母様が
こう言っていた。

「ちょっと東京へ行って来る、という感じで出掛けたわよね。」

小さい時から、ものまねは得意だったとの事。
声帯だけでなく、顔の筋肉、喉の骨等の動きも、長い年月
を掛けて磨き上げて来たものだったのだ。

「芸は身を助く」

好きな芸ならば、辛い事も乗り越えて行けるだろう。
まだ芸歴2年余り。

これから、どんな人間に成長して行くのだろう。
真剣で、面白くて、真面目な彼女を、今後も応援して行きたい。

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