スイミングはオペラだ
物事は、どこかで全部繋がっているものだ。
先日、久しぶりにジムで、スイミングのプライベートレッスン
をインストラクターのYさんから受けた。
引き続き、クロール2ビート泳法の、徹底指導を受けている。
前のレッスンから時間が経つと、やはりつい力が入ってしまう。
手の指先に力が入っている点を、指摘されてしまった。
「Iさん、指先に力が入っているため、腕が伸び切らず
リリースが早くなっています。」
確かに、そうだったかも知れない。
久しぶりなので、カッコ良く泳いで見せようとしたためか。
力を抜いた方が、早く楽に泳げるというのは、不思議なものだ。
「自由に、おおらかに、のびやかに、力を入れず」
どこかで聞いた言葉だ。
そう、イタリアオペラのレッスン時に、いつも意識するよう
自分に言い聞かせている言葉だ。
全く同じ。
「スイミングはオペラに通ず」
いや、これだけに止まらない。
これは、生き方にも通じる考え方だ。
老子の道教が、まさにこの教え。
自然無為を唱えた。
「上善水の如し」
老子は、水に人としての最高の生き方があるとした。
まさに、深い教えだ。
自分本位、自己満足にならないように、心掛けて行きたい。
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