自分の「不動の軸」を知る
最新号の日経ビジネスに、「自分の「不動の軸」を知る」と言う記事が
掲載されていた。
そこには、以前から私が考えている事と、同じ考えが記されていた。
私の場合は、この自分のぶれない価値基軸を、「自分軸」と呼んでいる。
この自分軸の重要性は、年々大きくなって来ているように思う。
なぜならば、環境変化のスピード化に伴い、溢れるばかりの情報が
押し寄せて来ているから。
中には、正反対の情報や意見もある。
何が正で、何が否なのか。
見方によっては、両方が正と言う場合もあるからやっかいだ。。
この中で、最後の拠り所となるのが、自分軸。
キャリアの世界では、「キャリアアンカー」と呼ばれている。
流されないように、錨を下ろすという意味。
流されないためには、現在の環境変化に対応するだけではなく、
将来の環境変化も洞察する必要がある。
その中で、自分の立位置を確認して行く。
しかし、あくまでも「確認」であり、「確立」ではない。
確立と考えると、敷居が高くなる。
人生は終わるまで、何が自分にとって是かは、分からない。
逆に言うと、全ての出来事を、自分にとって良きものにする事が
出来ると言う事。
失敗も、諦めなければ成功の素となる。
だから、自分軸も、自信を持って掲げればいい。
少し違っていたかなと思ったら、変えればいいだけ。
大成するためには、「根拠のない自信」が必要だと仰った方が
いらしたが、一脈通じるものがある。
不動の軸とは、「動かない軸」ではなく、「動じない軸」。
全てを受け止め、しなやかに対応して行く。
これからも、自分軸を磨き続けて行きたい。
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