「古典に学ぶ一日セミナー」に学ぶ
3/16(土)は、勉学に励む日となった。
「古典に学ぶ一日セミナー」が、致知出版社主催で、
都市センターホテルにて開催された。
興味深い内容だったので、参加して来た次第。
ここで言う古典とは、中国古典。
4名の方々が登壇され、貴重なお話しをお伺いする事が出来た。
①「大学」に学ぶ ー大人(たいじん)となるための心得
伊與田 覺氏 (論語普及会学監)
97歳と言うご年齢だったが、お元気そのもの。
7歳で初めて論語に触れ、以降90年間、論語を学び続けていらっしゃる。
もう、単なる知識のレベルではない。
体に論語の教えが浸み込み、その風格に表れている。
自分の人生の出来事を例に引ながら、朴訥としたその話しぶりに、
思わず引き込まれた。
②「易経」に学ぶ ー人生に生かす天地の法則
竹村 亞希子氏 (易経研究家)
60歳を過ぎて、お孫さんが居るとは到底思えない。
はつらつとされており、エネルギーに満ち溢れた話し方に、身を引く程だった。
易経は今回初めて紐解いたが、龍の例え話しに興味が惹かれた。
③「論語」に学ぶ -子供に語り継ぎたい人物を創る言葉
安岡定子氏 (銀座・寺子屋こども論語塾選任講師)
私も子供の頃、安岡氏に出会っていれば、こんなに人生に悩まなかった
かも知れない。
優しさと慈愛に満ちたお話しぶりに、いつまでもご一緒したい思いを抱いた。
最後に、致知出版社藤尾社長から、説得力ある講話を頂いた。
4者に共通していた事は、以下のとおり。
・言葉に、魂が宿っている。
・使命感を持って生きていらっしゃる。
・慈愛に満ちている。
・心身共に、ご健康。
中国古典の内容と共に、講師の皆さんの生き方に共鳴した。
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