« 行動食「中華まん」 | トップページ | 潜龍の時代 »

2013年3月24日 (日)

「力を抜く」の教え

先日のスイミングのプライベートレッスンで、インストラクターの
Yさんと会話を交わす中で、以下の教えを得た。

① 前に伸ばした右手に意識を向ける。
・かき終わった左手に意識を向けない。(オールを流すだけ)
→「前向き」の意識

「左手を脱力する」ためには、かき終わって後ろへ行った左手から、
意識を解放した方がいいと言う事。

② 伸びる事に意識を集中する。
・かく事を意識し過ぎ、右手に力を入れない。(身を任せる)
→「今」の意識

体全体を脱力させて「かかずに進む」ためには、次に右手でかく事を、
あえて意識しないと言う事。

③ 脱力をする。
・力はポイントで入れ、他ではリラックスする。
→「脱力」の意識

「伸びて進む」ためには、力を入れてかく時間は僅かである。
ほとんどの時間は、リラックスする事が大事と言う事。

頭では分かっているが、これが出来ない。

達人と言われる方々は、確かに構えがない。
変幻自在に、あり方を変えて行く。
「脱力の達人」とも、言える。

実は、この教え、イタリアオペラにも通じている事を発見した。

①は、「上に引き上げる」意識に通じる。
②は、「響かせる」意識に通じる。
③は、「センター」キープの意識に通じる。

注意して観察し思考を深めて行くと、いろいろと気づく事が多い。
全てが、どこかで関連し合っているのだ。

そして、これはダイビングにも。
さらに、仕事にも。

一歩一歩、歩みを進め、人生の達人を目指したい。

|

« 行動食「中華まん」 | トップページ | 潜龍の時代 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「力を抜く」の教え:

« 行動食「中華まん」 | トップページ | 潜龍の時代 »