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2013年4月 5日 (金)

「86」のかっこよさ

電車の広告で、「86アカデミー」と言う文字が目に飛び込んで来た。

「週末は、スポーツカーを学ぼう!」と言うメッセージが添えられている。

「86」とは、一昨年トヨタが発売した、スポーツカー。
とにかくカッコいい。

私が初めて目にしたのは、昨年の夏。
トヨペット系の販売店に仕事でお伺いした際、お昼休みにショールームで
出会った。

「Iさん、1台どうですか。」
「いいですね。今すぐキャッシュで買えますか。」

冗談を言いながら、この車について、いろいろとお伺いした。

まず、ターゲットは、我々の年代との事。
スプリンターやトレノ等クーペタイプの車を乗り回していた、昔の若者層を
意識してデザインしたそうだ。
時間に余裕が出来、改めてカーライフを楽しんで頂こうという狙い。

「今の若者は、ターゲットにしていないのですか。」
「スポーツカーに、あまり興味を示して頂けないのです。」
「そうなのですか。では、どんな車種がお好みなのですか。」
「1BOXカーとか、ワゴン車ですね。」

何か、世相を反映しているなと思った。
夢を追えず、足元の現実に目が行っている。

この「86」は、富士重工業が開発したFR・水平対向4気筒自然吸気エンジン
を積んでいる。
トヨタとスバルの、コラボレーション車なのだ。
乗り心地と走行性能の、いいとこ取りをした車。

運転席に座らせてもらった。
シート位置が低い上に、シートが体をホールドして来る。
これは、スピード狂でなくても、アクセルを踏み込みたくなる。

現在は、車に乗る機会が、激減してしまった。
さて、どうするか。
今の車は、12年目に入っている。

これは、思案のしどころだ。

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