クッキーとビスケットの違いとは
先日、ある方との会話の中で、こんなやり取りがあった。
「あのビスケット美味しかったですよね。」
「そうですね、確かに美味しかったですね、あのクッキーは。」
同じものを思い出しながら話しをしていたはずだが。
ビスケットとクッキーは、どう違うのだろうか。
素朴な疑問が、頭に湧いた。
さっそく、ネットで調べてみた。
まず、ヤフーの知恵袋での説明。
「日本では、小麦粉が主な材料となる乾き焼き菓子のうち、
水分やバターなどが少ないものをビスケット、
水分やバターが多くマカロンやパイ生地のものなど割と広い
範囲のものをクッキーと呼ぶ傾向にあります。
サブレはビスケットの一種という感じだそうです。
ビスケットとクッキーの違いですが、どうも国によってかなり
違うようです。」
国によって、違いがあるのか。
さらに、この点を調べてみた。
「イギリスはビスケットの本場で、乾パンのようだったものを発展させて、
さまざまなおいしいお菓子を作り上げてきました。
そのイギリスでクッキーというと、ベーキングパウダーやイーストを使って
ふくらませたものを言います。
日本でビスケットやクッキーと呼ばれるものの多くは、ビスケットに入る
ようです。」
「アメリカでは、イギリスとは逆で、イギリスでビスケットと呼ばれるものの
多くは、 クッキーと呼ばれるようです。
また口当たりが軽くパリっと砕けるようなものは、クラッカー(砕くという
意味の crackが語源)と呼び、チーズをのせたりクリームをはさんだりして
食べることも 多いです。」
なるほどね。
さらに調べて行くと、日本では、ビスケットとクッキーの違いの定義は、
(社)全国ビスケット協会によって定義され、ビスケットとクラッカーの違い
の定義は、(社)全国公正取引協議会連合会で定義されている事が
分かった。
平たく言うと、
・ビスケットとは、小麦粉、糖類、食用油脂及び食塩を原料としした焼いた
洋菓子。
・クッキーとは、ビスケットの中でも①手作り風の外観かつ、②糖類、食用
油脂の割合が40%以上のもの。
・クラッカーとは、ビスケットの中でもイーストまたは酵素が入っているもの。
調べると、いろいろ面白いものだ。
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