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2013年4月25日 (木)

これは凄い!アカウミガメの交尾

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昨日、類稀なる情景を目にした。

それが、アカウミガメの交尾シーン。
奄美のインアオシズというダイビングポイントでの出来事。

根で群れている魚達を、上から眺めていたとき、
S君が海面を見るように合図を送って来た。

S君は、この春静岡県の高校を卒業し、ネイティブシー奄美
へ来たダイビングインストラクターを目指す若者。

「ん、何だ。あれっ、カメが2匹いる。これはラッキー。」

最初は、単にそう思っていた。

S君が潜って行き、根付近にいたインストラクターのFさんへ
合図を送った。
Fさんが上を見上げる伴いながら、改めて視線をカメに。

何と、2匹が折重なっているではないか。
一瞬我が目を疑った。

「えっ、交尾?それも泳ぎながら!」

かなり大型のカメだったので、かなりの迫力。
ゆったりと泳ぎながら、潜行してこちらへ寄って来る。

来たかと思えば、弧を描くように反転し、再び向こうへ。
その後、改めて海面へ向かって行く。
息継ぎのためだろう。

そして、再び潜行。
その繰り返し。
かなりの時間が経過していた。

泳いでいるのは、下になっているメスだけ。
オスは、がっちしがみ付いているだけ。
メスはたいへんだ。

本当にレアなシーンで、ログ付け時のFさんは、興奮覚め
やらぬ様子だった。
ベテランでも、目にしたのは初めてとの事。

「S君は、ラッキーボーイ(幸運を呼び込む若者)だね。」

私の言葉に、照れくさそうに微笑むS君の顔が輝いていた。

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