参った!本の2度買い
「ん、この本は、とても興味深い本だ。」
新聞の広告欄を見て、直感的にそう思った。
その時ちょうど、マネジメントに関連する、新しい切り口のプログラム
の作成を模索していた。
その琴線に触れたのだ。
うれしい事に、文庫本としての発売。
つまり、安価。
出張先のホテルから、さっそくアマゾンで購入した。
普通は、書店で内容を確認してから、本は買う事にしている。
しかし、今回は特別。
早く読みたかったのと、千円以下なので即クリックした。
翌日帰宅したら、もう届いていた。
さっそく読み始めた。
「ん、どこかで読んだ事があるぞ。」
本棚を見上げると、上の段に、その本があった。
単行本として、11年前に発売されたものだった。
「しまった!同じものを買ってしまった。」
新聞の広告欄で見た時、余りにも現在の状況にマッチしていた
ため、最近書かれたものと勘違いしてしまった。
つまり、作者は11年前から予見していたと言う事か。
「灯台下暗しか。改めて単行本の方を読み直そう。」
11年前に引いたラインマーカーに、新たにラインマーカーを
引き加えて、さらに行間を深く読み取るように努めた。
その結果、新たな啓示を得る事が出来た。
「この文庫本は、どうしようか。
そうだ、今回の仕事のパートナーに読んでもらおう。」
この本から、プログラムを作成するヒントを得た。
直接の内容ではないが、真理を共有するには、ちょうどいい。
現在、関係するお二人に回し読んでもらっている。
どのような反応が返って来るか、今はそれが楽しみ。
雨降って地固まるとは、まさにこの事だ。
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