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2013年7月13日 (土)

7回目のイタリアオペラ発表会終了

今日、無事、イタリアオペラの、私としては7回目の発表会が終了した。

半年間積み重ねて来たものが放出され、今現在は、気が抜けた状態。
これまでにない、虚脱感という感じ。
自分でも気づかない内に、かなり気持ちを入れ込んでいたようだ。

今回の会場は、三鷹市芸術文化センター「風のホール」。
名称のとおり、残響時間が1.8秒という、響きのいいホール。
このような会場の舞台で歌える事自体が、なかなか出来ない経験だ。

自分の声の残響を耳にしながら、気持ちよく歌えた。
と言う事は、結構、心に余裕を持ちながら歌っていたのかも知れない。

しかし、思い返すと、まだまだと言う感じがする。

低音部、高音部の声は、前よりも安定的になって来た。
ある程度の伸びも出て来た。

しかし、全体を通しての、息の配分が不十分。
その証拠に、曲の中間部で、息が続かなくなってしまった個所があった。
ブレス個所での、素早い息つぎも課題かも知れない。

それ以外でも、課題として、いろいろ感じた事があった。
しかし、それ以上に、得たものがある。

それは、歌で自分を表現する事の素晴らしさ。
確かに難しいが、でもその経験が、自分を磨いてくれるような気がする。

歌うテクニックも大事。特に、発声は。
でも、それと共に、この曲で自分は何を訴えたいのか。
それを考え、その心を歌声に乗せられれば、これに越した事はない。

まだ、その領域には程遠いレベル。
しかし、今から、心構えだけは持って置きたい。
単なる「歌い手」ではなく、「語り手」を目指したい。

そのためには、イタリア語の勉強も欠かせない。
少しお留守の状態になりつつあるため、こちらも気を引き締めたい。

発表会は、いろいろな方々の努力で成り立っている。
演奏者を引き立てるため、伴奏の方、司会の方、照明の方、音響の方
設備の方、そして、一番に先生。

私にとっては、週1回のレッスンが、掛け替えのない時間になっている。
私の可能性を引き出して頂いている先生には、感謝しても限りがない。

これからも、一歩一歩前進して行きたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願い致します。

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