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2013年7月 6日 (土)

魅了された金箔の美しさ

Img_20130705_153430昨日、仕事で再び金沢へ来た。

前泊の場合は、大抵夜遅く到着するが、昨日は12:00に到着。
改めて、金沢の町並みを散策するためである。

ホテルにバッグ等を預けた後、まず向かったのが「東の茶屋街」。
ここだけは、まだ1度も訪れた事がなかった。

金沢駅から徒歩で向かったが、近江町市場経由のメインルート
ではなく、東別院通りと言う裏道を通って行った。

この通り沿いに、前職で20年前に初めて単身赴任した時の
建物があったため。
まだ健在な事を確認し、なぜかほっとした。

「あめの俵屋」を通り過ぎ、大きな通りに出た所で、「箔座」と言う、
大きな看板が目に入った。

「金沢は、金箔でも有名だったな。」

立ち寄る予定はなかったが、自然と足がそちらへ向いた。
そこは、純金製造処で有名な「箔座」の本店だった。
まさに、偶然の出会い。

店内に足を一歩踏み入れて驚いた。
黄金に輝く別世界。

そこで、前々から疑問に思っていた事を質問した。
金箔は、どのような素材で貼り付けているのか。

控えていた中堅男性社員の方が、丁寧に説明してくれた。
答えは、特別な接着剤を使っているとの事。

それ以外にも、金箔の製造に関わるいろいろな話しを
お伺いする事が出来た。
どれも、目から鱗が落ちるような内容。
とても充実した時間を持つ事が出来た。

いきなり1人で飛び込んだにも関わらず、このように丁寧に
ご対応頂けるとは。それも、金粉入りのお茶の差し入れ付きで。
さすがは、金沢。

気づいたら、1時間程が過ぎていた。
豊かになった心を携え、改めて「東の茶屋街」へ向かった。

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