これが「スパリゾートハワイアンズ」か
昨日、久しぶりにカンブリア宮殿を見た。
昨夜は、「奇跡の集客シリーズ第1弾!」と銘打ち、「リピーター続々、
年間140万人が殺到 驚異のリゾート 福島ハワイアンズの底力」
というタイトルで、スパリゾートハワイアンズの魅力が紹介された。
私は、まだ訪れた事がない。
しかし、今回のテレビを見て、泊まり掛けで行きたい気分になった。
楽しむだけではなく、そこで働く方々の顔を見たくなったのである。
スパリゾートハワイアンズは、昔は、常磐ハワイアンセンターと言う
名称だった。
常磐炭鉱が閉山となった時、改めて街起こしの意味も含め、開設
されたレジャー施設。
この辺の経緯は、映画の「フラガール」でも取り上げられた。
番組では、その後のオイルショック、バブル崩壊、そして2年前の
東日本大震災で落ち込んだ需要を、どのように挽回して来たかが
報じられていた。
そのキーワードが、「一山一家(いちざんいっか)」。
常磐炭鉱は、財閥系ではなかった。
その地域だけの炭鉱で成り立っていた。
そして、温熱が高く、灼熱の炭鉱として汚名を拝していた。
全員で力を合わせないと、生きて行けない。
街全体で助け合う。
この団結心、これが一山一家の精神。
出演された、斎藤一彦常磐興産会長が、この一山一家の言葉を
何度も唱えられていた。
「一山一家で、我々は乗り切って来た。」
東日本大震災後、半年間休業を余議なくされたが、一人の解雇なし。
給料も払い続けた。
フラガールは、被災地で被災者を力付け、各地で福島の復興を
アッピールし続けた。
まさに、一丸となった活動。
ここまで来ると、一企業の域を超えている。
使命のようなものを感じた。
最後に斎藤会長が、こう言っていた。
「観光は、究極の街づくり」
一山一家は、今後も常磐の地で、生き続けるのだろう。
そう思った。
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