たい焼き「鉄次」のお土産
「どう、美味しい?」
「美味しい。少し皮がしなっとしているのが好きなの。」
昨日、兵庫県の実家に、お土産で買って帰った「鉄次」の
鯛焼き。
母に、とても喜んでもらった。
何と言っても美味しいのが、餡子だ。
十勝産の小豆を使っているとの事だが、甘さといい
硬さといい、絶妙なバランス。
その餡子が、うす皮に包まれている。
焼きたてはパリッとしているが、時間が経つと
弾力が出て来る。
母は、その歯応えがお好みのようだ。
この鯛焼き、実は全自動鯛焼き機で焼いたもの。
世界で初めての機械との事。
時間を掛けて低温で焼くには、いいのかも知れない。
しかし、この機械、多分、八重洲地下街のお店に
1台あるのみと思われる。
その証拠に、他店では、「銀次」を販売していない。
成果を見ながら、設備投資をする考えなのだろうか。
いつ行っても、客が絶えている事がないので、
第2号も間近かも。
しかし、なぜこんなに鯛焼きは美味しいのだろう。
大判焼きでも同じと思うが。
鯛の格好をしているのに、惹かれるのだろうか。
私の場合は、幼い頃の思い出が詰まっているから
だろうと思う。
お祭りで、屋台の店先で、友と一緒に食べた味。
鯛焼きを食べると、何か温かいものが込み上げて来る。
この世の終わりに食べたものはと聞かれたら、
「鯛焼き」と答えたい。
これからも、じっくりと味わって行きたい。
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