宇宙戦艦ヤマト2199第7章完結
8/24(土)は、特別の日だった。
そう、シネマ「宇宙戦艦ヤマト2199」の最終章封切り日。
レイトショーに行ったのだが、大勢の方々が入場待ちをしていた。
皆、どのような思いを抱きながら、来ていたのだろう。
私が初めてヤマトを見たのは、もう40年以上前に遡る。
思えば、本当に長い間、愛し続けて来た。
SFが好きと言う事もあるが、それ以上のものを感じる。
「地球を救う」と言う高潔な使命。
我が身を省みず、「仲間のため」に苦難に立ち向かう。
どんな試練にも、「冷静」に対処し「諦めない」。
日本人の魂を揺さぶるものが、ここにはある。
そう、一言で言うと、武士道の精神。
大義のために、同志のために、何事にも屈する事なく
心静かに向き合い、初志を貫徹し目的を達成する。
私自身の軸を構成している考え方でもある。
しかし、見終わって不思議な感覚にも襲われた。
ヤマトは見事そのミッションを達成したのだが、何か
憂いのようなものを感じたのだ。
それが何か、すぐには分からなかった。
大好きなヤマトの物語が終わってしまった空しさか。
でも、それだけでもなさそう。
今回の作品は、敵側のガミラス内の人間模様も描いていた。
内紛あり、裏切りあり、温かさや非情さも。
これは、ヤマト側でも同じだった。
裏切りこそなかったが、一時期反対派に艦を乗っ取られた
事もある。
つまり、見方を返れば、各々が自分の大義に基づき動いて
いた事になる。
こうなると、何が善で何が悪か、判断が難しくなる。
また、いろいろな疑問も残ったままとなった。
・森雪は、ユリーシャのクローンではないか。
・コスモリバースの再起動は、沖田十三の魂が作動させた
のではないか。
・デスラー総統は、本当に亡くなったのか。
ぜひ、続編をみたいものである。
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