文字の力・書のチカラ展
「Iさん、この展示会に興味ないですか。」
ある研修でご一緒した講師の方から、お昼休みでお互いに
休んでいた控え室で、話し掛けられた。
「どこの美術館ですか。」
「出光美術館です。」
出光美術館は、確か帝劇の9階にあったはず。
日比谷なので、アクセスは良さそう。
「どんな展示会ですか。」
「書の展示会です。」
書は、苦手分野。
しかし、単なる書ではないとの事。
招待券を見たら『文字の力・書のチカラ展』とある。
副題が、「書と絵画の対話Ⅱ」。
絵画の文字を見て、興味が沸いた。
「なるほど、では1枚頂けますか。」
招待券だから、無料と言うのも魅力。
後日、出光美術館に出向いたが、まるで理解出来ず。
そのため、滞在時間僅か5分で退館。
今までの、最短記録かも知れない。
本展は2009年1月に開催し、好評を博した企画展「文字の力・
書のチカラ=古典と現代の対話=」につづく第二弾との事。
興味を持つ方々も居たと言う事か。
そう言えば、熱心に見入り、メモまで取っていらっしゃる方々
が居た。
年輩の方だけではなく、若い女性まで。
「平安時代から現代に至るまで、受け継がれた書表現の創造力と
表現力について、「チカラ」というキーワードの下に探究します。」
書における絵画的な表現に注目したとの事だったが、私にとっては、
繊細過ぎた感じだった。
まだまだ、精神世界が浅いようだ。
改めて、自分の至らなさを、思い知った。
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