« これは美味しいバームクーヘン | トップページ | ベトナム国交樹立40周年に思う »

2013年9月29日 (日)

「導く」と「支える」

今後のリーダーのありたい姿に、2つある。

上から引っ張るリーダーと、下から支えるリーダー。

これまでは、リーダーと言うと、上位に立ち、上から引っ張る
リーダー像が一般的だったと思う。
ここでのコンセプトは、「指導」。

でも、時代は移り変わった。
昨日の常識が今日の非常識に変わる、身の周りの環境が
激変する時代。

この乱世を生き抜くのに必要なものは、組織を構成する
個々人の、主体的自律的行動。

皆が他に依存することなく自立し、自分で考えて行動する。

何かが新たに発生した時、自分の役割を創造し、勇気を
持って決断し、果敢に行動出来る人材が育たないと
組織は滅びる。

そのような人材を育てるために、どのようなアプローチが
必要なのだろうか。

そこで出て来たのが、下から支えるリーダー像。
ここでのコンセプトは、「支援」。

その者の持っている潜在能力を引き出す事が、大事な
要件となる。

但し、誰もが潜在能力を保持しているとは限らない。
新しく職に就いた者には、まずは「指導」が必要。

つまり、今後のリーダーは、両刀使いになる事が求められている。

その個人の能力と意欲のレベルを見極めた上で、
適宜適切にアプローチを変える。

そして、十分に育った者には、指導も支援も不要となる。
その者には、権限委譲して、動き易い環境整備をする事が
大事となる。

ここまで考慮に入れると、3本の矢という考えに至る。

ティーチング、コーチング、ラーニング。

○○イングを使い分け、人材育成に励んで頂きたい。
それは、取りも直さず、自分を育てる事になるのだ。

|

« これは美味しいバームクーヘン | トップページ | ベトナム国交樹立40周年に思う »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「導く」と「支える」:

« これは美味しいバームクーヘン | トップページ | ベトナム国交樹立40周年に思う »