野生の感を磨く
新宿で乗り替える時、いつも思い事がある。
凄い人、ここでパニックが起こったら。
先日、次女が自宅へ来た時、こんな会話をした。
「今、通勤は新宿で乗り換えているのだろ。」
「そう、朝は特に人が多過ぎて、クラクラする。」
「そこで地震とか何かが起こったら、どうする。」
「情報が必要だと思うので、人がいる所へ行くようにする。」
「それは、やめた方がいいと思うよ。」
一番怖いのは、集団心理に陥り、暴走を起こす事。
冷静な判断が出来なくなる。
過去に、明石の花火大会で、小学生が雑踏の中で
で圧死する事件があった。
多分、この比ではなくなるだろう。
「その時は、出来るだけ人のいない所へ行った方がいい。」
「情報が得られなくなるよ。」
「一旦は情報が途絶するだろう。ネットも使えなくなる。」
このような時は、デマ情報が飛び交う。
となると、最後は自分に頼るしかなくなる。
「じゃあ、どうすればいいの。」
「自分の五感を信じる事だ。」
このような時にこそ、生き抜く知恵と勇気を試される。
まずは、その場の窮地を脱する事が必要。
まずは、何とかして雑踏から離脱する。
その後、改めて周囲の状況を冷静に確認する。
決断したら、速やかに行動に移る。
私は、全てのバッグに、常に小型LEDライトとホイッスル
それにイマージェンシーシートを入れて持ち歩いている。
前2者はスマートフォンでも代替出来るが、極限下では
文明の利器は壊れ、使用出来なく可能性が大。
ここは、シンプルイズベストだ。
「自分の身は、自分で守る」
この大原則を忘れては、生存は難しいだろう。
そのためにも、野生の本能と感を磨いて置く必要がある。
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