意欲、意識、行動
人材を育成する上で大事な事、それは
相手と言う人間を理解する事。
お互いに理解し合う過程で、信頼関係が
生まれて来る。
この信頼関係、言葉で言うのは簡単だが
実際には、幾山河を経て構築される事になる。
途中で、ほめる・叱る場面も出て来るだろう。
淡々と話しているだけでは、真意が伝わらない
場合もある。
特に、叱る場合は注意が必要。
こちらは「叱っている」つもりだが、相手は
「怒られている」と受け取ってしまう場合がある。
これでは、逆効果。
そのためにも、信頼関係と言う心のパイプを
事前に築いておく必要がある。
ほめる・叱るで狙う効果は、以下のとおり。
① 相手を動機づけ、仕事に対する意欲を醸成する。
② 相手の問題意識や当事者意識を育てる。
③ 相手の主体的・自律的行動を喚起する。
まず、「意欲」と言うやる気を呼び起こす。
そして、これではまずいかなと言う「意識」や
これは自分の役割だという「意識」を育てる。
さらに、自分から進んで役割発揮する「行動」を
取るレベルまで引き上げる。
端的に言うと「意欲」「意識」「行動」を引き出す
と言う事。
ほめる・叱る時の、極意と心得たい。
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