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2013年10月30日 (水)

組み立てて学ぶ

何かを得ようとする時、まずは本を読む事から始める事
が多いと思う。

私も、以前からこのスタイルだ。
そして、今も基本的には変わらない。

しかし、これまでとの違いは、それを単なる「知識」の
拠り所ではなく、「気づき」の拠り所としている点。

つまり、インプットのみではなく、アウトプットの
引き金にしているという事。

本には、その著者の見方が書いてある。
それをきっかけにして、自分の既存の知識や考え方を
再度、分解し構成し直して捉える。

作っては壊し、また作っては壊し。

かのシュンペーターが、「創造的破壊」と言った事を
地で行っている。
その過程で、見えていなかったものが見えて来る。

気づきの刺激は、もちろん本だけではない。
広く解釈すると、身の回りのもの全てが、学びの
材料となる。

感受性を豊かにし、素直に学びの対象と向き合うと
何かを語りかけて来る。
その僅かな囁きを、聴き逃さない。

動物、植物、無機物から始まり、山、海、全ての
造詣に至るまで。

心を開けば、まさに、天・地・人の全てが先生となる。

今後も、物事を謙虚に受け止め、事の真理に
迫って行きたい。

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