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2013年10月23日 (水)

できるリーダーはなぜ「リア王」にハマるのか

某研修センターでご一緒させて頂いている
研修講師の方から、著書を頂いた。

その本のタイトルが、「できるリーダーは
なぜリア王にハマるのか」。

「リア王」と言えば、シェイクスピアの四大悲劇
の最高峰と言われている作品。

故黒澤明監督は、「リア王」をモチーフとして
映画「乱」を撮ったとされている。

ただし、この図書の中では、「リア王」は1章を
構成しているだけで、それ以外にもシェイクス
ピアの作品が紹介されていた。

「ジュリアス・シーザー」「ヴェニスの商人」
「ハムレット」「真夏の夜の夢」等

これらの作品のあらすじに触れた後、現代に
活きる我々に役立つエッセンスを解説して
くれている。

リーダーの器、人を動かすポイント、
感情コントロールの大切さ、決断のタイミング
言葉の伝え方等。

つまり、時代が変わっても、人間や組織の
本質的な部分は、変わらないという事。

戯曲の中に著されたシェイクスピアの魅力は
人間の心の深い所に根ざしているからだろう。

改めて「なるほど」と頷く点が、数多くあった。
中国古典とはまた違う味わいを、楽しむ事が
出来た。

シェイクスピアは、「お気に召すまま」の中で
以下のように言っている。

「世界は全て舞台。人は皆、男も女も役者に
過ぎない。」

改めて、精一杯自分の役割を演じたいと思った。

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