アンパンマンの物語
先日、深夜に目が覚めてしまった。
そのため、所在なくリビングへ行って、
何気なしにテレビのスイッチを入れた。
すると、アンパンマンのテーマソングが流れて来た。
番組は、NHK総合の「クローズアップ現代」の再放送。
やなせたかしさんが、10/13(日)にお亡くなりになったが
それを受けての内容だった。
69歳にして、初めてアンパンマンがヒット。
漫画家としては、かなり遅咲き。
しかし、だからこそ、アンパンマンには、やなせ氏の
魂がこもっていた。
本当のヒーローとは、どういう存在だろうか。
困った方がいた時にそっと手を差し伸べる存在。
それも、我が身を犠牲にしてまで。
それが、やなせ氏の考えだった。
東日本大震災で、このテーマソングが、最も
聞かれたと言う。
改めて、その歌詞を、じっくり味わってみた。
「そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも」
「何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。」
何とも、深い内容ではないか。
何気なく聞いていたが、素晴らしいメッセージ。
この後の歌詞も、胸にずしんと来るものだった。
子供達が、繰り返してこの歌を聴き、何回も
口ずさんでいる。
いつか、壁にぶつかり、この歌詞の意味を理解した時
たいへんな心の助けになるだろう。
アンパンマンは、まさに心のヒーローだ。
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