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2013年11月20日 (水)

「反重力」展の不思議

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昨日、お昼に仕事の隙間時間を縫って、
豊田市美術館へ行って来た。

豊田市美術館は、私のお気に入りの美術館。
館内の常設展示も素晴らしいが、建物自体が
気に入っている。

建物そのものが、芸術品に相応しい見事な
作りになっている。

そして、もうひとつの目玉が、企画展。
期間を定めたユニークな展示が、好奇心を
掻き立てる。

今回のテーマは、「反重力」。
SFを連想させるテーマに興味深々。

付属のレストランでの昼食後、さっそく
チケットを購入して中へ。

「ん、これは何だ。」

一見すると、理解不能なものばかり。
解説を読んだり聞いたりしても、なかなか
ピンと来ない。

昼休みの限られた中で、その真意を捉える
には、圧倒的に時間が足りない気がした。

磁気テープが宙に舞っていたり、
細かいピアノ線の造作があったり、
野外には、「霧の彫刻」と題された霧が現れたり。

改めて解説を見ると、こう書いてあった。
「私達の身体や生活を規定して来た枠から逃れる
ものとして、反重力という言葉を掲げます。」

なるほど、身近な世界の奥の世界の事か。
単なるSFの世界ではなかった訳だ。

改めて記憶を辿りながら、味わい直したい
と思った。

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