スマホの時間差を知る
昨日、打ち合わせのため、JR宇都宮駅の改札口で
お世話になっている組織の営業担当の方と待ち合わせた。
彼とは、初めての顔合わせ。
前任者は、既に新任地へ転勤していたため、2人だけで
落ち合う事となっていた。
私の顔は、登録しているプロフィールを見れば、顔写真で
確認出来るはず。
向こうから声を掛けてくれるだろうと、気軽に構えていた。
しかし、時間を過ぎても現れない。
どうした事か。
ここは、スマートフォンで電話を掛けるしかない。
「今、どこにいっらしゃいますか。」
「改札の前に居ます。」
「では、同じ場所ですね。」
「ベージュのコートを、手に持っています。」
当たりを見回したが、それらしき人がいない。
ダークブラウンのコートを持って電話している人は居たが、
話している内容が違う。
「おかしいですね。」
しばらく会話している内に、電話している人が我々だけになった。
そこで、お互いに顔を見合わせた。
「失礼を致しました。」
「私こそ。しかし、スマホの時間差って結構あるのですね。
初めて知りました。」
彼だろうと思いつつ、聞こえて来る音声と彼の口の動きが
一致していなかったので、別人と思っていた。
なるほど、これはいい経験をした。
電気は光と同じく、1秒間に30万km、つまり地球を7周半する。
しかし、電波を介して基地局を経由すると、これだけ遅くなると
言う事か。
今後、参考にして置きたい。
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