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2013年11月10日 (日)

人と接する難しさ痛感

人は、それぞれ自分の行動スタイルを持っている。
行動の利き手と言ってもいいだろう。

自然にしていると、この利き手が出て来る。

相手と円滑にコミュニケーションを図りたいと思う場合は、
自分の行動スタイルではなく、相手の行動スタイルで接する
といいとされている。

しかし、実際に実行するのは、実に難しい。

先日、数名だけの受講者を相手に、ある研修を行った。
僅かな人数なので、すぐに相手のタイプが分かった。

全員が、私とは違うタイプ。
それらが分かった上で研修を進めたのだが、反応が芳しくない。
だんだん、イライラが募る。

冷静にならなければと思いつつ、なぜそんな質問が今頃出て
来るのという問い掛けには、つい言葉が厳しくなってしまった。

理性と感情との戦い。
これは、相手との心理的な距離が近い程、逆に留意する必要がある。

この観点からすると、配偶者や子供との関係維持が、実は最も
難しいという事になる。
自分としても、思い当たる節は多々ある。

最後は、どのような状況下に置かれても、自分を律する事の
出来る人物に、自分を育てる事が大事という事か。

まだまだ、修行が足りない。
そう実感する、今日この頃である。

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