人と接する難しさ痛感
人は、それぞれ自分の行動スタイルを持っている。
行動の利き手と言ってもいいだろう。
自然にしていると、この利き手が出て来る。
相手と円滑にコミュニケーションを図りたいと思う場合は、
自分の行動スタイルではなく、相手の行動スタイルで接する
といいとされている。
しかし、実際に実行するのは、実に難しい。
先日、数名だけの受講者を相手に、ある研修を行った。
僅かな人数なので、すぐに相手のタイプが分かった。
全員が、私とは違うタイプ。
それらが分かった上で研修を進めたのだが、反応が芳しくない。
だんだん、イライラが募る。
冷静にならなければと思いつつ、なぜそんな質問が今頃出て
来るのという問い掛けには、つい言葉が厳しくなってしまった。
理性と感情との戦い。
これは、相手との心理的な距離が近い程、逆に留意する必要がある。
この観点からすると、配偶者や子供との関係維持が、実は最も
難しいという事になる。
自分としても、思い当たる節は多々ある。
最後は、どのような状況下に置かれても、自分を律する事の
出来る人物に、自分を育てる事が大事という事か。
まだまだ、修行が足りない。
そう実感する、今日この頃である。
| 固定リンク
コメント