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2013年11月 2日 (土)

ダイバーシティマネジメントに思う

いろいろな会社の人事の方に、これから行う研修の
ニーズについて、お会いして確認させて頂く事が多い。

管理職研修について言うならば、職場マネジメントの
観点からの、管理者の力不足をなげく声が多い。

これは、状況の変化に、管理者が追い付けていない
実態がある。

・若い社員の考えが分からない。
・不活性化した高齢の社員をどう動機づけるか。
・これまでの上司が、役職離任で部下になった。
・社員は数名で、後はパートばかり等。

一方では、人員が限られているので、管理者が
プレイヤー化し、リーダーとしての役割を発揮する
時間が取れないと言う切実な問題もある。

これらを、一気に解決する魔法のようなものはない。
「若い部下」「高齢の社員」「元上司の部下」「パート」
の皆さん一人ひとりと、向き合って行くしかないのだ。

職場によっては、外国人の方もいらっしゃる。
こうなると、さらに奥行きが広がって来る。

まさに、「多様性」に対応する事が求められている。
カタカナにすると、「ダイバーシティマネジメント」となる。

会社としては、いろいろな制度・しくみを考える必要が
あるが、管理者が行う事は基本的に変わらない。

話しを「傾聴」し、心から「支援」する。(メンタリング)
「キャリア(仕事人生)」まで踏み込んで、相談に乗る。
(キャリアデザイン)
自分のぶれない価値基軸を持つ。(自分軸)

しかし、分かってはいるが、これらを学び実行する
時間がないという声が、必ず返って来る。

時間は生みだすものである。
24時間、365日を、どのように使っているか、ぜひ
見直して欲しい。

一切のムダを排除し、一歩一歩でも歩めば、その差は
歴然として来る。

その過程が、実は管理者自身の成長の源泉なのだ。

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