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2013年12月 2日 (月)

夢を信じる力

しずちゃんこと、山崎 静代さん、関西を代表するお笑い芸人。
このしずちゃんが、ボクシングでリオデジャネイロオリンピックを
目指している。

事の始まりは、初のドラマ主人公で、ボクサーを演じた時。
ドラマが終わっても、熱が冷めなかった。

このドラマ「乙女のパンチ」を、私もずうと見ていた。
ドラマ上の事だったが、妙に応援した事を覚えている。
それだけ、本人が入れ込んでいたという事か。

NHK総合は、しずちゃんと梅津正彦トレーナーの5年を追い掛けていた。

しずちゃんの思いに触発され、命を掛けて指導する梅津トレーナー。
そう、末期癌に冒されていたのだ。

癌が全身に転移した満身創痍の状態で、スパークリングをしている。
挙げ句の果てには、病室でベットから立ち上がり、自らポ-ズを
とって指導している。

まさに、鬼気迫る感じ。
痩せ細っていく姿が、痛ましい。

亡くなる3日前まで「夢は必ずかなう」と指導を続けた。

ここまで、梅津氏人を動かしたものは、何だろう。
ボクシングに対する情熱。
しずちゃんに対する想い。
家族やお客様に対する愛情。

これら、全てだろう。

「一旦事が始まったら、今が全てだ。明日の事は関係ない。」

この瞬間に、全ての情熱を傾けて生きて来た梅津氏。
しずちゃんは、この熱きハートを、どのように自分の中に取り込んだ
のだろう。

今後の活躍を、しっかりと見守りたいと思う。

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