プロウイングスーツパイロット
凄い人がいたものだ。
時速363kmで、大空を滑空するとは。
新幹線の営業運転の最高速度が時速300kmなので、
それを遙かに凌ぐスピードとなる。
その方は、伊藤慎一氏。
プロウイングスーツパイロットとして、アメリカのその世界では、
知らない人はいないと言う存在。
それはそうだ。
何しろ、ギネス世界記録を4つも持っている。
最高水平飛行距離(26.9km)、最高総合飛行距離(28.7km)
最高飛行速度(時速363km)、最多人数フォーメーション(68名)
手と足の間にムササビのような翼を施した「ウイングスーツ」を
身に付け、飛行機から飛び降りる。
風を捉え、滑空し、最後はパラシュートで着地する。
かなりの風圧を受ける中で手足を広げ続け、微妙な体重移動で
バランスを取る。
かなりの筋力と体力を求められる。
どんな経歴の方か興味を持って調べたら、やはりただ者ではなかった。
大学卒業後、陸上自衛隊に入隊。
その後アメリカのミリタリースクールなどを経て、危機管理、警護の
スペシャリストとしてのスキルを身に付けた方。
その一方で、スカイダイビングを経験したのを機に、空の世界に夢中に。
降下回数は2,000回以上に上ると言う。
ウイングスーツとは、2006年に出会ったとの事。
今回は「情熱大陸」での紹介だった。
最後は、「富士山上空飛行プロジェクト」の成功で締め括っていた。
これも、世界初の偉業。
1964年東京生まれ、(株)リスクコントロール代表取締役。
普段は、危機管理のコンサルティングや警護を行っている。
今後の伊藤氏の活躍を、見守って行きたい。
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