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2014年2月20日 (木)

バリ島沖ダイビング事故に思う

日本人女性7名が、バリ島沖でスクーバダイビング中に
行方不明になった事故につき、毎日ニュースを追い掛けている。

ひたすら全員の無事を祈っていたが、18日深夜、
お一人の遺体が海上で発見されたと報じられた。
誠に、残念な限り。

これは、他人事ではない。
ダイビングを楽しむ仲間の命が失われた。
亡くなった方は、私の1歳年上の方。

ドリフトダイビングは、潮の流れに身を任せる方法。
潮目が変わり易い海域では、確かに危険が伴う。

それ故、事前の天候・海況・体調のチェックは、充分に行ったはず。
最初に救助されたインストラクターの方も、そう仰っていた。

しかし、自然が相手のスポーツ。
山がそうであるように、海も何が起こるか分からない。

私もパラオで潮に流され、ボンベが残り僅かになった経験がある。
また、奄美では、ウミヘビの急襲を受けたり、ゴマモンガラと
対峙した事もある。

大事には至らなかったが、ダイビングに危険が伴う事は事実。
でも、なぜ潜るのか。

それでも、余りある素晴らしい世界が広がっているから。
海の中は、まさに生命の宝庫。
本人は、それら全てを承知して潜っている。

しかし、一旦事故が起きると、周りの負担が大きい。
沿岸警備隊、救助艇、海難ヘリの出動等。
また、医者や大勢のボランティア等の存在。

場合によっては、この方々を危険にさらす事になる。
やはり、ダイビングは、慎重にも慎重を期して行いたい。

改めて、そう思った。

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