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2014年2月18日 (火)

講師に必要な要件

facebookに、稼ぐ講師になるため、受講者をゴールに導く
4つのポイントが投稿されていた。

① 知識・情報:ゴールに到達するのに何が必要かを教える。
② スキル・技術:その知識をどのように使えば効果的かを教える。
③ エピソード:それを使えばどのような効果が出たかを具体的に伝える。
④ ワーク:体験し、感動し、共感する。

これらは、確かに「稼ぐ」講師になるためには、意識しなければ
ならない条件だろう。
しかし、これだけでいいのだろうか。

「稼ぐ」という言葉は、主体が自分に置かれている。
「教える」「伝える」ために、技を駆使する。
目的は、お金を獲得するため。

これでは、いつか限界が来るだろう。
与え続ける事は、至難の技。
最近は、受講者も、よく勉強している。

与えるよりも、気づきを「促す」。
受講者の皆さんが、自分の中に持っている素晴らしいものを
引き出す支援をする事が、さらに大事な役割。

潜在能力を顕在化させるきっかけを作る。
心に種火を灯す。

そのためには、大局観、洞察力、感化力が欠かせない。

・大局観:会場全体の空気を読む。
・洞察力:対する相手が、何を求めているか察知する。
・感化力:居ながらにして影響力を及ぼす。

頭だけではなく、心で受け止める。

そして、そのために講師に求められる、さらに深い能力。
それが、人間力。

最後は、人間と人間の触れ合い。
ここに至れば、受講者の人数は問題ではない。

究極の講師。
それは、大人(たいじん)の姿。
限りなく、追求して行きたい。

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