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2014年2月 9日 (日)

「仕事に生かす孫子」読了

タビオ会長の越智 直正(おち なおまさ)氏の著した
「仕事に生かす孫子」を読み終えた。

孫子の兵法は、従来から親しんで来た中国古典。
この教えを、実際にどのように解釈し、自らの事業に
活かして来たか、大いに興味があった。

読んで思った事は、信じる者は救われるという事。

そこに記述されている事を「正」と信じ、「行動」して
行く越智氏の力強さを、いやという程感じた。

最後の「おわりに」に、こう書いてあった。

「貴方自身の印象に残った解釈を組み合わせると
貴方独特の「孫子」になります。」

「きっと、皆さんそれぞれの血肉となって、今後の
人生に役立つ何かが得られるはずです。」

まさに、その通り。

孫子の兵法は、戦略の書だが、それは人生の書
でもある。

生きている事自体が戦いと見れば、そのまま
役立てる事が出来る。
その場合、深い意味を辿れば、戦う相手は己と
言う事になる。

越智氏は、丁稚奉公時代からこの書を師匠としつつ
学びを深めて来たとの事。

自分の経験を、いつも照らし合わせて、実践的な
境地を切り拓いて来たのだろう。
これが、常人との違い。

常に慎独を欠かさない姿勢。

孫子の兵法を通し、越智氏の生き方に、大いに
学びを得た。

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