あしなが学生募金に協力
「募金にご協力をお願い致します。」
先日、自由が丘へ出向いた時、駅前で
女子高校生数名が整列し、行き交う方々に
声を掛けていた。
持っている募金箱を見ると、「あしなが学生募金」
と書いてあった。
興味が沸いたので、とりあえずチラシを頂き、
その場を後にした。
チラシによると、あしなが学生募金は、
1970年に秋田大学の学生の呼び掛けで始まった、
学生による募金活動との事。
募金は、全額を「あしなが育成会」に寄付し、
病気・災害・自死(自殺)遺児の奨励金に充て
られている。
全国約200拠点で実施し、毎回、延べ1万人の
学生達が参加し、募金活動をしている。
さらに、チラシによると、経済的な理由で進学を
断念した遺児は、あしなが育成会の高校奨学生で
就職を選択した者の約5割に達するとの事。
大学等進学率も約4割となっており、一般の高校生
の55%と比べて低くなっている。
これからの日本を支える有用な人物は、このような
逆境から輩出されて来るのかも知れない。
要件を済ませ、再び駅前へ戻って来た。
「僅かだけれど、役立てて下さい。」
募金箱へいくらかを投入した。
「ありがとうございます。」
一斉に、お礼の言葉を頂いた。
学生が、これからの学生を支える。
その学生を、我々が支える。
今後の彼女達の活動を、しっかりと見守りたい。
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