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2014年4月 6日 (日)

素読再開

中国古典の、早朝の素読を再開した。

素読する中国古典は、「論語」の54章句と「大学」の全篇。
今年の1/26(日)で、一旦休止に入った。
イタリア語検定に備えての準備時間に当てるため。

検定も終わり年度も改まったので、心機一転、4/1(火)から
再び開始。

久しぶりに声に出して読むと、新たな思いがこみ上げて来る。

ちょうど先日まで、某社の新入社員研修を行っていた。
「仕事とは何か」「仕事が出来るためには、どのような要件が
必要か」等を気づき合う、ハイレベルな内容。

この題目は、全ての社員に再考して頂きたい永遠のテーマ。
それを、最初から考えて頂く。
そして、考えるだけでは不足、行動に出なければアウト。

行動のきっかけを掴んで頂くため、厳しい演習を繰り返す。
その演習の振り返りを通して、さらに自分を見詰め、行動
出来る自分のベースを作る。

この気づきを促す講師の側には、深い見識が求められる。

私の場合は、自分の基軸を検証する重要な柱として、
中国古典を活用している。
そのため、素読は大いに役立ってくれている。

最近は、新入社員研修だけではなく、マネジメント研修や
キャリア研修にも、中国古典の教えを基盤して、話しを
組み立てる事が多くなった。

時間を置いて読むと、その間の出来事が、頭に浮かんで来る。

あの時は、こう行動すべきだったかも知れない。
こう考えれば、別のアプローチが出来たな。
我が身を、改めて深く振り返る事が出来た。

経験の熟成期間。

また、新たな味わいを醸し出して行きたい。

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