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2014年7月31日 (木)

本の読み方と実践

昨日、新聞で、稲盛和夫氏の著作「京セラフィロソフィー」
の案内を見た。

さっそく、書店にて現物を確認。
608ページに渡る大書。

一気に斜め読み。
そして、購入は暫時見合わせる事にした。

内容がそぐわなかったかったからではない。
その逆。
目を通している内に、既存の図書の内容を思い出した。

「生き方」「働き方「アメーバ経営」
そして、JAL復活後のカンブリア宮殿でのインタビュー等。

稲盛氏の本には、イエローとオレンジのラインマーカーが、
ことさら多く引いてある。
ここと思う箇所には、付箋も張り付けている。

稲盛氏の哲学は、一貫している。

「それが、正しいか否か」

論語にも、次の言葉がある。

「君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩(さと)る」

では、何を持って正義とするのか。
天に誓ってと言う言葉があるように、天下正道に
向かってという事。

法律用語では、これを「社会通念上相当」と言う言葉で
表している。

しかし、これが時々、個人の中ではブレてしまう。
信念と独断は、紙一重。
常に、自分の中で、検証を繰り返す必要がある。

「君子は独り慎む(慎独)」

心深く得た気づきを、日々の生活の中で、勇気を持って
実践し、慎んで振り返る。
その繰り返しの中で、人は少しずつ磨かれて行く。

本は気づきを得る場。
その気づきの実践こそが、稲盛氏が望んでいるもの
ではないか。

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2014年7月30日 (水)

高速バスキップ購入

先日、さいたま新都心から成田空港までの
高速バスキップを購入した。

目的は、成田から奄美まで就航を始めた、
バニラ・エアに搭乗するため。

これまでは、羽田からJALで向かっていた。
JALしか飛んでいなかったため、選択肢がなかった。
しかし、これからは違う。

でも、格安航空のサービスレベルがどの程度か
によって、今後の対応を判断したいと思っている。

今回の高速バスは、「ONライナー」と銘打っていた。
大宮と成田間なので、頭文字を取って名付けた
のだろうか。

キップは、近所のセブン・イレブンへ出向き、
「マルチコピー」機で購入した。
片道で、2800円。

1ヶ月前の発売と同時に買ったので、1号車の
座席番号1番。
きっと、眺めがいいだろう。

さいたま新都心を6:40に出て、成田空港
第2ターミナルに、8:25に到着する。

出発日が週中の水曜日だが、早い時間だから
渋滞を避けられるのではないかと思っている。

高速バスも格安航空も、試してみないと分からない。

期待どおりであれば、奄美へのアプローチが
より安価になり助かる。

果たしてどうだろうか。
その日を、楽しみに待ちたい。

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2014年7月29日 (火)

ジクロテクトの効果

最近、左膝の関節に違和感を覚えている。

原因は分かっている。
フェンシングでファントした時、伸ばした左脚を
ロックしてしまうから。

力が入り過ぎて、オーバーワークになっている。
分かってはいるが、力のコントロールが、まだ
思うように出来ない。

フェンシングスクールに、女性60歳代の日本代表
選手Sさんがいらっしゃる。
そのSさんに、通い始めた今年の1月、アドバイスを頂いた。

「最初の1年は、怪我との戦いよ。」

最近、この言葉の意味が分かって来た。
疲労が蓄積して来た頃が、最も危ない時期。

私の場合は、幸いにして左膝のみで納まっているだけ、
いいのかも知れない。

練習する時や、ジムでトレーニングする際、念入りに
膝のストレッチやマッサージを行っている。
サプリメントも、コンドロイチンとグルコサミンを摂取している。

でも、今回、外からの手当も、行う事にした。
この度購入した鎮痛消炎薬は、大正製薬のジクロテクトPRO
ローション。

以前、テープやゲルを使い、その効果は確認済み。
第2種医薬品として、ジクロフェナクナトリウムが配合されている。

テープが、長時間効果が持続していい事は分かっているが、
関節なので断念した。

ローションは初めて。
無色透明でサッと塗れ、乾きが速い点がいい。
メントールも配合されているため、すっきりする。

しかし、肝心の効果の程は、もうひとつ。
ゲルの時もそうだったが、塗り薬には、やはり限界がある模様。
ジクロテクトにしても、この程度かと言う感じ。

やはり、体の中から治して行く事を考えるべきか。
一朝一夕には、行かない事を、改めて知らされた。

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2014年7月28日 (月)

やはりタンクトップ

帯状疱疹が修まったので、先週土曜日から、
ジムで着用するユニフォームを、タンクトップに戻した。

帯状疱疹が右肩に発症したため、保護する意味もあり、
これまでの2週間、Tシャツを着ていた。

これはこれで、いい気分転換にはなった。
奄美のダイビングショップ2店で購入した、お気に入りのTシャツ。
ネイティブシー奄美と海風。

しかし、やはり何かしっくりと来ない。
それは、ジムのインストラクターの皆さんも、同感だった模様。

「やっぱり、Iさんはタンクトップですね。」
「元に戻りましたね。」
「タンクトップ姿が、やはり1番です。」

異口同音に、タンクトップ復帰を喜んでくれた。
周りのメンバーの方々の、温かい視線も、少しだが感じた。
何か、欠けていたピースが、はまった感じ。

不思議なものだ。
人は居るだけで、お互いに影響を与え合って居ると言う事か。

しかし、気合いが入り過ぎたのか、久しぶりの本格トレーニングは
疲れた。

ハードに行った訳ではないが、気持ちの持ち方で、これだけ
体への影響も変わるのかという感じ。

気持ちを持ち変え、周りにいい影響を与えながら、
改めてトレーニング道に磨きを掛けて行きたい。

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2014年7月27日 (日)

自主性と主体性

過去に私の研修を受けた受講者の方から、質問メールが届いた。
役職者を目指されている方との事で、自主性と主体性の違い
や育成上の優劣関係についての問いだった。

以下、私の返信。

-----------------------------------------------

私の研修の受講者の方という事ですので、私の考えを
述べてみたいと思います。
(正解ではなく、私の考えですので、後はご自分でご判断下さい。)

自主性とは、自分を主体と捉え、他に依存する事なく、自ら進んで
道を切り拓いて行く特性と捉えています。

主体性とは、精神的に独立した存在として自分を捉え、自分の
考え方をしっかり持ち、その上で、他と協調出来る心の余裕を
持つ特性と捉えています。

ついでに、自律性とは、自分を大所高所から客観的に捉え、
自らを律する事の出来る賢さと強さの特性と捉えています。

優劣はないのではないでしょうか。
大人(たいじん)になるための要素を、それぞれの角度から
見詰めているのではないかと思います。

役職者は、リーダーとして人の上に立ち、導く役割を職として
担う方です。

役割を発揮するためにノウハウも大事ですが、それ以上に
自分という人間を磨く事を、さらに意識して頂ければと思います。

よろしくお願い致します。

-----------------------------------------------

言葉の意味は、辞書で調べれば出て来る。
しかし、それは、学術的な解釈。

大事な事は、自分の言葉で意味付けをする事。
そうすれば、その言葉が体に浸み込んで来る。

調べ、創り、実行する。

質問された方の、今後の成長を見守りたい。

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2014年7月26日 (土)

帯状疱疹終息

「とても具合が良いようです。痛みはないですか。」
「はい、全くありません。」
「では、これで治療終了とします。」

今日、朝一番で皮膚科へ行った時の先生との会話。

本当に助かった。
帯状疱疹が発病してから、ちょうど2週間。
今は、患部に少し赤みが残っているのみ。

痛いと聞いていたのに、痛くない。
痒いと聞いていたのに、痒くない。
つまり、痛くも痒くもなかった。

にも関わらず、体を休めるため、ハードワークを控える
ように医者に指示され、それに従って来た。

ジムでは、ストレッチのみ。
フェンシングは、自宅練習のみ。
しかし、これで元の生活に戻れる。

「これまでの生活に戻していいでしょうか。」
「序々にお願いします。」

人を見て法を説けというが、さすが先生。
私の性格を、よく見抜いている。

「塗り薬の残りは、念のため、なくなるまで塗って下さい。」
「何か変わった事があったら、またいらして下さい。」
「分かりました。」

とても丁寧な先生。
これでまた、有力なサポートメンバーを得る事が出来た。

帰宅してから、先生に聞き忘れた事を思い出した。
再発するかどうか。

ネットでは、再発の可能性は低いと記されていた。
しかし、周りの経験者は、再発したと言っている。
いろいろな場合が、あるのだろう。

ここは詮索せず、「過信せず体を大切に大事にしなさい」
と言う天の声と大事にしたい。

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2014年7月25日 (金)

視野から消して集中

自宅の自分の居室を、事務所兼用としている。

心掛けている事は、整理整頓。
特に、デスク周りの視野に入る部分は、大切な箇所。

私の場合、仕掛仕事を段取り良く進めるため、
1件書類ごとに整理し、全て目に付く場所に置いてある。

そうしておくと、出掛ける際に、これは電車の中で
考えようと思った時、すぐに持ち出す事が出来る。
これが、隙間時間を活用する大きな要素。

しかし、一方で、仕事が重なって来ると、書類等の
圧迫感に苛まれ始める。
これは、返って仕事に悪影響を与える。

そのため、それらの資料を敢えて別の場所に移し、
視野から消す事がある。

片付ける訳ではなく、デスクの後ろにある本棚の
やはり見易い場所に移すだけ。
振り返れば、仕掛仕事を確認する事が出来る。

しかし、この「視野から消す」という行為、結構大事。
集中度が、全く違って来る。

今、目に前にあるものに集中する。
他は排除すると言う考え方。

言うならば、「選択と集中」。
まさに、これが戦略的対応。

これからも、効果的に行動して行きたい。

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2014年7月24日 (木)

旧テキスト製本

研修で使用しているテキストが、時々改訂される。

書籍の場合は、そのまま保管すればいいだけ。
しかし、バインダー式の場合は、そのまま保管する
と、結構場所を取る。

この時は、製本する事にしている。

しかし、ただ単純に製本するだけではない。
研修時に使用した配付資料や重要なデータを
合わせて製本している。

つまり、その製本したものを見ると、研修資料
のエッセンスを素の形で確認する事が出来る。

この度、この作業を、5件まとめて行った。
ジャンルはいろいろ。

ページを追って行くと、マーカーで線を引いて
いる箇所や、書き込みに目が行く。
これらをざっと見るだけでも、改めて勉強になる。

一旦製本をしたものを見返す機会は、実は少ない。
でも、いざとなれば立ち戻る資料があると言うだけ
で、安心感が増す。

一方で、製本して一定の期間が経過したものに
ついては、逆に思い切って廃棄している。

手塩に掛けて製本したテキストとお別れするのは辛い。

しかし、別れがあれば、また出会いもある。
空いた本棚のスペースが吸引力となり、また新たな
本を購入するきっかけとなる。

テキストや本も、こうして新陳代謝を繰り返して行く。
まさに、生き物だ。

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2014年7月23日 (水)

三浦雄一郎氏の偉大さ

今月の月刊「致知」に掲載されていた冒険家である
三浦雄一郎氏の記事を読んで、改めてその偉大さに
脱帽した。

三浦氏の事を初めて知ったのは、私が中学生の時。
岩手県に転校しスキーを始めた時、既にプロスキーヤー
として活躍されていた。

その頃から、瞬く間に時間が経過し、現在、私は59歳。
三浦氏は81歳となった。

その三浦氏が、昨年80歳の時、史上最高齢でエベレスト
登頂に成功した。
それも、70歳、75歳の時に続き、3度目。

ここまでは、ニュース等の報道でも知っていた。
これだけでも凄い事だが、さらに凄い事実を知った。

・65歳から地道なトレーニングを続け、70歳で登頂。
・その後、2度の心臓手術を受け、75歳で再登頂。
・さらにその後、骨盤と大腿骨骨折プラス2度の心臓手術。
・そして、80歳で3度目の登頂。

「いくつになっても諦めなければ、夢は叶うと思います。」
「夢が叶わないのは、どこかで諦めてしまうからです。」

「出来ない理由を考えていても未来は開けません。」
「今の自分に何がで来るかを考える事によって可能性が
生まれ、未来が開けるのだと思います。」

「捨て身になる事によって、無理だと思っていた限界を
超えて行く事が出来るのです。」

「もう年だ、もうだめだは、自分を甘やかす言葉」
「絶望は、愚か者の結論である。」

「どうせやるなら、命がけで楽しもう。」
「死ぬ時は、笑って死のう。」

ここまで来ると、もう言葉は要らないだろう。

覚悟を決めて、日々を精一杯生きたい。

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2014年7月22日 (火)

フェンシングスクール休止

「帯状疱疹のため、少しの間、練習を休止します。」
「それを伝えに来たの。」
「顔を忘れられないようにです。」
「忘れないよ!」

フェンシングスクールを、2週間お休みしてしまったため、
先週の土曜日に、コーチに状況説明のため伺った。

何か久しぶり。
校長は、相変わらず、キッズに激を飛ばしている。
でも、いい事を仰っている。

キッズクラスの保護者の方々とも、挨拶を交わす。
顔を見なかったけれど、お元気でしたかという感じで、
「こんにちは。」

皆、温かい。

時々、思い通りに動けずに落ち込むフェンシング。
何でこんなストレスの溜まる事を行っているのかと
思うフェンシング。

でも、2週間ぶりに練習場を覗いて、思った。

「やはり、ここでやめる訳にはいかない。」

42年ぶりに再開して、半年が経過。
夏場のため、動いていると汗が滴り落ちる。
脱水するためか、足がつりそうになる。

結構ハードで辛い。
でも、続けよう。
そう思った。

自宅では、朝、昼、晩と、自主練習を続けている。
昔のスタイルから脱出するには、練習しかない。

ジムではスタジオの空き時間をお借りして
2面のミラーを使って、動きながらチェックしている。

共に、帯状疱疹が重症化しないように気遣いながら。

今月中には、復帰を果たしたい。
トンネルは続くと思うが、いつかは明けるはず。
それを信じて、練習を続けたい。

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2014年7月21日 (月)

逸品!ガトーシュクレ

「このブルーベリータルトも美味しいですね。」
「本当に。程良い甘さですね。」

昨日、イタリアオペラの先生であるMさんと、209回目の
レッスンをお祝いして、共にケーキを頂いた。

100回を越えてから、10回ごとにケーキをお持ちし、
慶びを分かち合っている。
その際に、いつも持参するのが、ガトーシュクレさんのケーキ。

今回は、先週の発表会の慰労も兼ね、210回を待たずに
お持ちした。

「発表会の最後にプレゼントして頂いたシュクレさんの
ドーナッツも、美味しかったです。」
「そうですか。喜んで頂いて良かったです。」

このガトーシュクレさんは、東小金井商店街にある
小さなケーキ屋さん。
ご夫婦お二人で、経営されている。

とても、優しい味がする。
きっと、材料を厳選されているのだろう。

1週間に1度、お店の前を通る。
その際、パティシエであるご主人の姿が、いつも厨房の
中にある。

出来るだけ新鮮な状態で提供するため、同じ商品でも
一度に作らず、時間を置いて繰り返して作っている
とお伺いした事がある。

それだけ、心を込めて作られているという事。
個人商店だから、なせる技か。

量を求めるのではなく、質を求める。
考え方はいろいろあると思うが、自分の信じる道を
歩んで欲しい。

この先、どのようなケーキを提供してくれるのだろう。
新作が楽しみ。
でも、定番のケーキも、欠かせない。

これからも、シュクレさんのケーキでお祝いし続けたい。

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2014年7月20日 (日)

喉の完治はまだか

「その後、調子は如何ですか。」
「ほぼ回復したと思いますが、まだ元通りではない感じです。」

「どれどれ、まだ、声帯の一部に赤みが残っていますね。」
「そうですか。」

咽頭科の先生との先日の会話。

声帯には、血管が余り多く通っていないとの事。
そのため、傷つき難いけれど、一旦傷つくと治り難い。

「もう少し様子をみましょう。2週間後にいらして頂けますか。」
「分かりました。」

普通の方の場合だと、今回で治療終了。
しかし、私の場合は、声を出す仕事なので完治するまで
フォローしたいとの事。

確かに、ここで念押しをしておく事が必要。
完治が確認出来る前に、また無理をしてしまう可能性もある。

「でもIさん、本当によく我慢されましたね。
あんなにひどかったのに、ここまで回復されたとは。
その間、オペラの発表会も あって、さぞ練習したかったと
思うけれど。」
「いろいろ工夫して、練習しました。間一髪でした。」

先生の所に通って来ている患者さんで、ミュージカル俳優
希望の女性の方がいる。

しかし、声の出し過ぎでポリープが出来てしまい、来月
手術をする予定。

先生は、場合によっては俳優の道を諦めざるを得ない事に
なるだろうと仰っていた。

「Iさんは、手術に至らなくて、本当に良かった。」

思えば、27歳の時に発病した椎間板ヘルニアも、寸手で
手術を免れた。

どれも、自分への過剰な慢心から。

これでは、いけない。
一方では、体をいたわりつつ、努力を重ねて行きたい。

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2014年7月19日 (土)

真の学びの世界はどこに

今、「新釈古事記」を読んでいる。
読み進めて行くと、いろいろな事が脳裏を過ぎる。

大和心に深く触れる事により、深層心理に潜んでいた
日本人の思いが浮上して来るのかも知れない。

神話の中の大国主命は、以下の流れの中で
魂の世界の昇華を図って行った。

相対主義:自己と他者との葛藤
共生主義:自己と他者との共生
調和主義:自己と他者との調和
慈悲主義:自己と他者との融合

お伽話のような分かり易い物語で進んで行くが、
その意味する所は、実に深い。

魂の昇華は、他者との「つながり」の中で
なされて行った。

言い換えれば、この世で行動する中で幾多の壁に
ぶつかりながら、ひとつひとつ体得されて行った。

時間も掛かり、手間も掛かる。
悠久の時を超えながら、大国主命は自らの成長と
共に、国を治めて行った。

ここで大事な事、それは現(うつ)し国、つまり現世で
実行され習得されたとの事。

高天原(たかまのはら)や根の国にも行かれたが、
ヒントを得たのみ。
全ては、現世の中で自ら行動する中で学ばれた。

きっかけは、他者との関係の中にあった。
しかし、最後は、自分の中の自分に学ばれた。

まだ7巻中3巻までしか読んでいないので、この先
どのような事が書いてあるのかは、まだ分からない。

しかし、以下の言葉が、続いて来るのではないかと
思っている。

自己と自己との融合

しっかりと、読み進めて行きたい。

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2014年7月18日 (金)

「行う」か「行わない」か

研修を行っていて、よく思う事がある。

それが、「行う」か「行わない」か。
「どれだけ行う」かではなく。

研修の最後に、明日から行う「始めの1歩」を、
受講者の皆様に書いて頂き、皆の前で宣言して
頂く事がある。

その時、私は、以下のようにいつも伝えている。

「どんなに小さな事でもいいので、明日の朝一番で
行動する事を書いて下さい。」
「その変わり、絶対行動すると覚悟を決めて書いて下さい。」
「明日行動出来なければ、2度と行動する事はないでしょう。」
「それが、運命の分かれ道となります。」

行動のトリガーを引いて頂くため、少し誇張して伝えている。

頭で理解する事と、体で行動する事は、次元が違う。
考えたり書いたりする事は、絵空事の世界。
どう言う風にでも飾れる。

でも、行動は違う。

研修は、あくまでも気づきの場。
気づいても、それを行動に移さなければ、全く意味がない。
行動が変わらなければ、研修の時間は、水泡に帰す。

これだけ伝えても、中には具体的行動ではなく、本に書いて
ある抽象的な表現を述べる方がいらっしゃる。
現場に戻ったら、再び流されてしまうだろう。

行動する事は、自分の人生にくさびを打ち込む事。
相手が堅い岩盤であればあるこそ、打ち込む意味がある。

どんな内容の研修であれ、自己研鑽の機会と捉えて欲しい。

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2014年7月17日 (木)

端数調整のポイントカード

消費税が8%に上がってから、小銭がすぐ増えてしまう。
そのため、小銭入れがいつも膨れ上がっている。

私の場合、小銭入れをズボンの脇ポケットに入れてい
ため、かさばって仕方がない。

やむを得ず、これまでは、帰宅する度に1円玉と5円玉を、
貯金箱に見立てた缶に移していた。

しかし、これも面倒。
何かいい方法はないか探していた。

クレジットカードやスイカで決済できるものは、既に対応済み。
問題は、現金払い。

よく利用する隣のマルエツ。
Tカードの対象店となっている。

「3円分のみ、ポイントカードで支払ます。」
財布の状況を見ながら、小銭が残らないようにTカードを利用。

また、最寄駅前のマツモトキヨシ。
「7円分のみ、ポイントカードで支払います。」

ポイントカードは、通常はポイントを貯めて使うのだろうが、
この使い方も、悪くはない。

少しずつポイントを使うため、期限切れでポイント消失も
ある程度回避出来る。

今後も、いろいろ考えて、ある物を有意義に活用したい。

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2014年7月16日 (水)

帯状疱疹表れる

先週金曜日に、右肩に赤いボツボツが表れた。
虫に噛まれたと思い、オロナイン軟膏を塗っていた。
しかし、良くならない。

その後、日曜日に右腕に赤い発疹が数カ所表れた。
これは、何かおかしい。

そこで、仕事が一区切りした今日、皮膚科へお伺いした。

「これは、帯状疱疹(たいじょうほうしん)です。」

先生が、見るなり仰った。
帯状疱疹とは、水ぼうそうを起こすウイスルによって
起こる病気との事。

私の場合、小学生の頃、水ぼうそうに掛かって治癒した。
しかし、これはウイルスが消滅した訳ではなかった。
体の神経節に隠れて、密かに復活の時を待っていたとの事。

昨日、NHKBSプレミアムで旧作「ゴジラ」を見たが、
まさにウイルスが復活してしまった。

「過労やストレスで免疫力が低下した時、活動を再開し、
皮膚に帯状の水ぶくれを作ります。」

無理をして来たつけが、全部回戻って来たと言う訳か。
幸いにして、伝染性はないとの事。

直すためには、栄養と睡眠を十分に採り、まずは抵抗力を
回復する事と言われた。

「ジムやフェンシングに通っていますが、休んだ方がいいでしょうか。」
「ハードトレーニングは、現段階では避けて下さい。 治癒が遅れます。
症状が進むと神経が冒されて、治癒後、神経痛が残ります。」

これは、やっかいな事になった。
しかし、体がアラームを出している限り、これ以上ハードに
行動する事は出来ない。

改めて、今後の心身に対する対応を、考え直したいと思う。

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2014年7月13日 (日)

9回目のイタリアオペラ発表会終了

昨日、9回目のイタリアオペラ発表会が、無事終了した。

今回は、まさに試練の日々だった。
5/27(火)から4日連続出張の初日、風邪から喉を痛めた。
そのまま、後3日間酷使したため、喉が完全にダウン。
当時、医者には、絶対安静4日間を言い渡された。

後の仕事も、代替講師がいないため、キャンセル不可。

少し良くなったら、仕事でまた後退。
まさに、2歩進んで1.5歩下がる感じ。
レッスンも、3回連続でお休みした。

一時は、どうなるかと、とても不安だった。
でも、半年間の練習の区切りを付けたい。
その思いが、勝った。

少し声が出るようになってから、自主練習を開始。
朝、昼、晩に1回ずつだけ、囁くように歌う。
出来るだけ、シャワーを浴びながら歌った。

そんな私を、オペラの先生であるMさんが、温かく支えてくれた。
また、掛かり付けの咽頭科の医師であるF先生も、
出演する事を前提に、治療方針を立ててくれた。
周りのサポートが、本当に頼もしく嬉しかった。

結果は、ほぼ思い通りに歌う事が出来た。
「念ずれば通じる」とは、この事。

もちろん、課題はいろいろ感じた。
・声に豊かさが足りない。
・高音部の伸びが、もっと欲しい等。

でも、いつもとは、課題の感じ方が違う。
後悔しての課題ではなく、期待を抱いての課題。
今は、課題にチャレンジ出来る喜びを感じている。

今回は、2年前にオペラを始めた長女が、初めて発表会に参加。
「皆の前で歌ったと言う事実」が、大きな自信に繋がるだろう。

今後も、親子で一歩一歩前進して行きたい。

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2014年7月11日 (金)

台風8号来襲の功罪

先程、台風8号が千葉県富津市に再上陸したと
テレビが報じていた。

しかし、現在、神奈川県大船市のホテルに滞在
しているが、こちらは曇ってはいるものの、
雨も止み平静さを保っている。

明日は、武蔵境でイタリアオペラの発表会がある。
そのため、昨日自宅を出る時、大いに悩んだ。

大船からさいたま市の自宅に戻れない事も考え
られるため、発表会用のスーツ等を持参するか
どうか等。

この場合は、ホテルに連泊となる。

でも、アメリカ軍の気象予報等のデータも分析
した結果、帰宅可能と予想して、仕事に必要な
ものだけを持参した。

予想は的中。
これで今日は、安心して夕刻帰宅する事が出来そう。

しかし、油断は禁物。
既に台風9号が発生し、日本に近づきつつある。

ダイビングでいつもお世話になっている奄美の
ショップの皆さんは、この時期ご苦労が多い。
島を襲う台風の威力は、桁外れだそうだ。

今日は、予定通り研修を実施する事になる。
それは嬉しい事だが、大きな声を出し過ぎない
ように注意しなければならない。

まだ、喉が完全復調していないのだ。
囁くように話し掛ける形で進めたい。
その通り、出来ればの話しだが。

台風が近づいて来ると、それと合わせて、数々の
事を考えさせられ、思考訓練となる。
しかし、出来れば、程々にして欲しいものだ。

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2014年7月 9日 (水)

ダイビンググローグが戻って来た

リフォームに出していたダイビンググローブが、戻って来た。

新品同様!これは嬉しい。

水に塗れたグローブを、ぐいぐい引っ張るため、すぐに
縫い目がほつれて来る。

今使っているものは、3つ目。
2つ目のグローブが、今回メンテナンスに出したもの。
と言う事は、予備のブローグを手に入れた事になる。

1つ目は、ナマコが露出した胃袋の消化液等に冒され、
ボロボロになってしまった。
やたらなものを、触ってはいけない。

2つ目は、同じTUSAのグローブだが、型番が変わり、
手にジャストフィットするタイプとなった。
カメラを操作するには、この方が好ましい。

私は心眼で海に臨む事を心得としている。
そのため、カメラはあまり持たない。

その変わり、ルーペを多用している。
小物の道具類を、海の中で扱う事が多い。

つまり、手のひらの伸縮活動が多いと言う訳。
そのため、利き手である右手のグローブが痛む。
今回も、右手のグローブだけを、リフォームに出した。

海の中は、意外と鋭いものが多い。
岩やサンゴが、その代表選手。
少し触れただけでも、痛さが伝わって来る。
ましてや、生物に触ったら、とんでもない事態にも。

ガイドインストラクターの皆様は、それを承知で、
素手で潜っている。

スレートに素早く説明等を書くには、素手でないと
出来ないとの事。
有り難い限りである。

今後も、自衛のため、グローブは着用して行きたい。

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2014年7月 8日 (火)

「新釈古事記伝」を味わう

この度、致知出版社から発売された「新釈古事記伝」
を購入し、読み始めた。

全7巻となっており、結構読み応えがある。

しかし、平易な表現に言い換えられているため、
とても読み易い。

今後の勉学に備え、書き下し文、原文(漢文)も
掲載されている所がいい。

これらを読むのは厳しいが、古典の心に直に触れる
には、見ているだけでも伝わって来るものがある。

古事記には、大和心が記されている。
日本人が忘れかけている、原点となる心模様。

第1章の「袋背負いの心」には、お馴染みの
いなばの白兎や大黒様の話しが出て来る。

小さい頃に童話として親しんだ物語だが、
果たして、書かれた本当の意図は何だった
のだろうか。

この知的好奇心が、古事記に向かわせた。
読み始めたばかりだが、先を急ぐ事なく、
じっくりと味わいながら読んでいる。

ああ、そんな深い意味が隠されていたのか。
こことそこの話しは、こんなふうに繋がって
いたのか。

読み進める度に、新しい発見がある。

中国の古典に触れる中で、日本の古典にも
興味が沸いて来た。

大陸から伝わって来た考え方を、日本人なりに
解釈し直したもの。
新しい観点や捉え方の中に、日本人の魂が
宿っている違いない。

しっかりと、味読して行きたい。

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2014年7月 6日 (日)

「e-maのど飴」が最高!

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喉のメンテナンスのため、「e-maのど飴」を購入した。
味覚糖の製品で、前からお気に入りののど飴。
味がマイルドで、結構美味しい。

グレープやマスカット等いろいろな味が発売されている。
その中で、いつも買うのは、ミラクルチェンジ。
舐める度に、11種類のフルーツが味わい出て来る。

このミラクルチェンジは、容器も白くて格好いい。
丸みを帯びているので、ポケットにも収まり易い。
33gで、127kcal。

7/12(土)のイタリアオペラ発表会まで、何とか
喉を元に戻したい。
そうなると、喉をいつも潤すため、のど飴も大事。

補充用のミラクルチェンジは、ないものか。
ネットで調べたら、存在していた。
店頭では、見た事がないが。

味覚糖 e-maのど飴小袋(28g)ミラクルチェンジ 28g×10袋
内容量:28g×10袋
カロリー:1袋28gあたり108kcal
商品サイズ(高さ×奥行×幅):135mm×90mm×135mm

味覚糖 e-maのど飴袋(50g)ミラクルチェンジ 50g×6袋
内容量:50g×6袋
カロリー:1袋50gあたり193kcal
商品サイズ(高さ×奥行×幅):135mm×120mm×170mm

容器に移すので、50gの方が、お値段から見ると有利。
しかし、棚に収納する事を考えると、商品サイズから見て
28gの方でないと収まらない。

ここは、28gの詰め合わせを選択した。
これで、改めて態勢が整った。
しっかりと、喉のメンテナンスをして行きたい。

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2014年7月 5日 (土)

ポモドーロでイタリアン

昨日は、久しぶりに、終日在宅。
午前中は仕事をしていたが、1日中家の中に
居るのも退屈。

午後からは、散歩も兼ねて、さいたま新都心へ出掛けた。
ちょうど、銀行やJR窓口に立ち寄る用事があったので、
好都合。

昼休みの時間を避けて、11時過ぎに自宅マンションを出発。
幸先良く、12時前には用件を済ます事が出来た。

ちょうどお腹が減ったので、コクーン新都心で、昼食を採る事に。
どこにするか迷ったが、結局、広くて空いていたフードバザーへ。
多種なメニューの中、久しぶりにパスタを頂く事にした。

ポモドールという、私にとっては初めてのお店。
食べたものは、オーソドックスにナポリタン。
基本メニューが、お店の味を知るには一番。

とても美味しかった。
「もちもち生パスタ」というだけあって、麺に腰があった。
やや固めの麺が好きなので、好みに合っていた。

トマトソースはやや甘め。
野菜がたくさん入っており、マイルド系のパスタ。
昼食として軽く頂くには、適当かも。

「ポモドーロとは、どう言う意味ですか。」
「当店では、トマトソースという意味で使っております。」
「イタリア語でしょうかね。」
「どうなのでしょうか。」

気の良さそうな、中年の女性店員さんが答えてくれた。

ポモドーロは、イタリア語でトマトの事。
知っていたけれど、会話がしたくて話し掛けてみた。

「多分、そうかも知れませんね。
美味しかったので、またお伺いします。」
「ありがとうございます。」

また、気晴らしする場所を見つけた。

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2014年7月 4日 (金)

のどスプレーの効用

痛めた声帯が、まだ完全には元に戻っていない。

イタリアオペラの発表会まで、後1週間。
レッスン日は、残り2回。
まさに、時間との勝負になって来た。

先週のレッスン時に、1ヶ月ぶりに歌った。
しかし、音程を外し、高音が出ず、声量も足りず。
練習しないと、こうなるのかという感じ。

でも、最後まで諦めない。
出来る事は、全部やる。

まず、喉のメンテナンスが第一。
いつも、湿らせておくといいと咽喉科医に言われた。
・マスクをする。でも暑い中、結構大変。
・飴をなめる。すぐに食べてしまう。
・のどスプレーをする。やはり、これが一番効果的か。

のどスプレーも、大きく分けて、2種類ある。
① ポビドンヨード系 :殺菌・消毒効果あり
② アズレン系 :消炎効果あり

①は、喉の殺菌に優れている。速効で効く。
但し、正常な細胞にダメージを与える可能性あり。

②は、荒れた喉の修復に向いている。優しく効く感じ。
但し、すぐには効き目を実感出来ない。

つまり、一長一短。
使い分けるのが、いいのかも。
日頃は②を使い、ここ一番の時は①を使う。

ジムでは、最近は、プールやミストサウナで
時間を過ごすように心掛けている。
特に、スチームのミストサウナが、喉に良さそう。

代謝を上げて細胞の再生を促すべく、
トレーニングも疲れない程度に励んでいる。

ここまで行い、痛めた声帯がどこまで回復するか。
発表会当日までに、全回復して欲しいものだ。

限られた時間の中で、ミッション・インポッシブルの
雰囲気を味わっている。

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2014年7月 3日 (木)

ダイビング器材メンテナンス

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ダイビング器材は、メンテナンスが大事。
命を預ける品々。

分かってはいるけれど、つい先延ばしにしてしまう。
これではまずいと、今回、器材一式を自宅へ返送した。

昨年まで、月1回の割で奄美へ行っていたため、
奄美のショップに預けっぱなしにしていた。
ものによっては、3年ぶりに手を入れるものもある。

ただし、レギュレーターだけは、毎年、オーバーホール
に出してもらっていた。

宅急便で届いた器材をさっそく点検すると、まずは
4つの器材で不具合が見つかった。

① レギュレータ :マウスピースの一部が損失
② ウエットスーツ :所々に穴空き、糸のほつれ
③ マスク :奥まで砂等が付着
④ グローブ :一部が破れ

①②③は、都内でお世話になっているショップへ持参し
それそれの業者に送ってもらった。
③は、その場で、サービスで洗浄してくれた。
④は、近所のリフォームへ持ち込んだ。

これで、まずは、目立ったものが片付いた。
後は、時間を見つけて、順次精緻にチェックして行きたい。

フィンも、かなり汚れている。
浮力調整ベストであるBCは、特に丁寧に点検したい。

並べてみると、愛着のある品ばかり。
これからも、よろしくお願いします。

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2014年7月 2日 (水)

イバラカンザシの不思議

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海に潜ると、いろいろなものに目を魅かれる。
本当に、美しく、可愛く、珍しいものが多い。

人によって、その関心の向きはいろいろ。
ある人はハゼであったり、ウミウシであったり。
ナマコに凝っている、若い女性にも会った事がある。

その中で、私が当初から惹かれているのが
イバラカンザシ。

スパイラルである、そのユニークな姿に加え、
色合いが素晴らしい。

黄色あり、青あり、赤あり、混色あり。
神様のいたずらとしか思えない。

映画アバダーに出て来る、惑星パンドラに
自生している植物のイメージにも重なる。

しかし、イバラカンザシは植物ではない。
動物なのだ。

サンゴに寄生するゴカイの仲間。
スパイラルに見える部分は、鰓冠(さいかん)と
呼ばれるエラ。

だから、2つで一対となって咲いているように
見える。

ダイビングも250本近くになって、やっと余裕が
出て来た。
10mまでは、肺呼吸だけで浮力調整が出来る。

こうなると、やはり何かターゲットを決めて
極めたくなって来る。

イバラカンザシは、その第1候補。
これからしばらくは、念入りに観察してみよう
と思う。

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2014年7月 1日 (火)

スーツ購入

昨日、紳士服のアオキで、遅ればせながら夏用スーツを
2着購入した。

今年の1月に、着なくなったスーツを数着持参した。
その際、2万円の割引券を頂いたのだが、その期限が
迫って来た事もある。

「今着ているスーツが体に合わなくなって来たため
買い換えたいと思っています。」
「確かに、少しだぶついていらっしゃるようです。」
「トレーニングで体を絞った関係です。」
「それは、素晴らしいですね。」

ズボンは、以前寸法直しもして頂いたが、それでも
合わなくなって来た。

「今回は、スマートに決めたいと思っています。」
「ではズボンは、タックなしのものに致しましょう。」

月曜日だったので、他のお客様はいらっしゃらなかった。
そのため、試着室で、数多くのスーツを試着させて
頂いた。

その結果、ツーパンツのオーソドックスなタイプと
3つボタンのキリッと引き締まったタイプの2着に
決めた。

「ところで、おいくらになりますか。割引券もありますが。」
「2着目は、1万円とさせて頂きます。割引券は使わない
方がお安くなります。」

凄い値引き率。
どうしてこんなに安くなるか尋ねたら、7月中旬で品物の
入替えをするため、処分価格になっているとの事。

「いいタイミングで、いらっしゃっいました。」
「では、この割引券は期限が迫っているので、用済みですね。」

ところが、何と新しい割引券と交換して頂いた。

「え、いいんですか。ではこれで、冬のスーツの買い替えも
検討させて頂きます。」

このようにして、客足を確保して行くのか。
感心すると同時に、嬉しくもなった。

これからも、いろいろと検討して行きたい。

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