パラオ ペリリュー島に思う
今日は、終戦の日。
69年前の今日、日本は初めての敗戦を迎えた。
70年前、戦況が厳しさを増す中、南太平洋では凄絶な
戦いが米軍との間で繰り広げられた。
その発端となったのが、パラオ ペリリュー島での激戦。
犠牲者の多さと過酷さから、ほとんど語られて来なかった。
そのため、「忘れられた戦場」と呼ばれていた。
その実態を、先日、NHKスペシャルで知った。
この戦いから、日本は戦法を変えた。
バンザイ突撃から徹底持久戦へ。
敵の消耗を増やすためである。
そのため、そこでは、いつ終わるか分からない
血を血で洗う戦いが、繰り広げられた。
余りの惨状に、米軍で狂う者も現れる。
大声を上げる兵士を、やむを得ず亡き者にした衛生兵。
戦場で亡くなった者を、「丸太」と呼んでいた。
普通の感覚では、居れなかったのだろう。
パラオは、昨年2月に、ダイビングで訪れた。
そこには、素晴らしい紺碧の海が広がっていた。
現地の方々も、好意的な方が多かった。
ペリリュー島は最南端にあるため行かなかったが、
潜ったブルーホール、ブルーコーナーは、すぐ近く
のダイビングポイント。
ペリリュー島は、「地球最後の楽園」と呼ばれるサンゴ礁
の美しい島。
いつか、慰問を兼ねて、訪れたいものだ。
一旦戦闘が始まると、過酷な運命が待っている。
歯止めが効かなくなののだ。
これが、戦争の実態。
改めて、今の平和の有難さを実感した。
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