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2014年8月 5日 (火)

富山ツアーに思う

毎年、中小企業診断士の仲間と、研修ツアーに出掛けている。

もう何年にも渡る、恒例行事。
研修ツアーとあるように、単なる物見遊山の旅行ではない。

その土地で直に現物に触れ、見聞を広め、深い考えを養う
意味深いツアー。

長野県から黒部立山アルペンルートに入り、黒部ダムを見学した。
ダムが完成して、今年で51年目。
大自然の中で、両手を広げて鎮座するダムの威容に、圧倒された。

その後、富山県へ抜けた。

2日目は、製薬会社の広貫堂を、まず訪問した。
富山と言えば、配置家庭薬で有名。

広貫堂の屋号も、「医療の仁恵に浴せざる寒村僻地にまで広く
救療の志を貫通せよ」との前田正甫公の訓示からとの事。
ちょうど、喉を痛めていたので、トローチを買い求めた。

その後、北前船回船問屋の「森家」を見学した。
当時の豪商ぶりを偲ばせる屋敷に、目を見張った。
「ばい家」と現地で言われているように、倍々ゲームで儲けた。

2日目の最後は、高岡へ足をのばし、国宝瑞龍寺を参拝した。
その後、魚津まで移動。

3日目は、魚津水族館と埋没林博物館を訪問した。
この2つは、30年前に妻と2人で来た事があった。

前回訪問した時は、日曜日でたいへんな混雑だった。
でも、今回は夏休みにもかかわらず、ガラガラ。
年月の移り変わりを感じた。

2泊3日の行程だったが、とても充実していた。
宿泊した宿で、先輩診断士の方々の深い見識に触れる事
も出来た。これも毎回の楽しみ。

また、来年が楽しみである。

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