富山ツアーに思う
毎年、中小企業診断士の仲間と、研修ツアーに出掛けている。
もう何年にも渡る、恒例行事。
研修ツアーとあるように、単なる物見遊山の旅行ではない。
その土地で直に現物に触れ、見聞を広め、深い考えを養う
意味深いツアー。
長野県から黒部立山アルペンルートに入り、黒部ダムを見学した。
ダムが完成して、今年で51年目。
大自然の中で、両手を広げて鎮座するダムの威容に、圧倒された。
その後、富山県へ抜けた。
2日目は、製薬会社の広貫堂を、まず訪問した。
富山と言えば、配置家庭薬で有名。
広貫堂の屋号も、「医療の仁恵に浴せざる寒村僻地にまで広く
救療の志を貫通せよ」との前田正甫公の訓示からとの事。
ちょうど、喉を痛めていたので、トローチを買い求めた。
その後、北前船回船問屋の「森家」を見学した。
当時の豪商ぶりを偲ばせる屋敷に、目を見張った。
「ばい家」と現地で言われているように、倍々ゲームで儲けた。
2日目の最後は、高岡へ足をのばし、国宝瑞龍寺を参拝した。
その後、魚津まで移動。
3日目は、魚津水族館と埋没林博物館を訪問した。
この2つは、30年前に妻と2人で来た事があった。
前回訪問した時は、日曜日でたいへんな混雑だった。
でも、今回は夏休みにもかかわらず、ガラガラ。
年月の移り変わりを感じた。
2泊3日の行程だったが、とても充実していた。
宿泊した宿で、先輩診断士の方々の深い見識に触れる事
も出来た。これも毎回の楽しみ。
また、来年が楽しみである。
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