資格卒業を考える
2005年に経営コンサルタントとして独立する
に当たり、いくつかの資格を取得して来た。
代表が、中小企業診断士と社会保険労務士。
しかし、中小企業診断士の5年毎の更新を
来年度に控え、両者を卒業しようと考えている。
つまり、更新せず返上すると言う事。
独立当初、資格は社会に対する「能力」の証と
捉えていた。
自分の自信にも繋がる。
しかし、現在はそれらを越えた所で仕事を
している感じがしている。
呂新吾(りょしんご)が著した「呻吟語(しん
ぎんご)」に、以下の言葉が書かれている。
「深沈厚重なるは、これ第一等の資質。
磊落豪勇なるは、これ第二等の資質。
聡明才弁なるは、これ第三等の資質。」
簡潔に言うと、「人格」「勇気」「能力」となる。
これは、君子が備える資質の優先順位。
孔子の、仁者、勇者、知者に当たる言葉。
独立前は、知者になる事を目指していたと言える。
今も、これが大事なのは言うまでもない。
しかし、これだけでは足りない。
勇者となり、未知の世界に向う事が大事。
ここで、新たな気づきを得る。
「学知」ではなく、「覚知」。
それらの過程を通し、仁者を目指す。
脱皮をする時期が、来たのかも知れない。
まさに、「第2の独立」。
謹んで、実行して行きたい。
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