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2014年8月20日 (水)

資格卒業を考える

2005年に経営コンサルタントとして独立する
に当たり、いくつかの資格を取得して来た。

代表が、中小企業診断士と社会保険労務士。

しかし、中小企業診断士の5年毎の更新を
来年度に控え、両者を卒業しようと考えている。
つまり、更新せず返上すると言う事。

独立当初、資格は社会に対する「能力」の証と
捉えていた。
自分の自信にも繋がる。

しかし、現在はそれらを越えた所で仕事を
している感じがしている。

呂新吾(りょしんご)が著した「呻吟語(しん
ぎんご)」に、以下の言葉が書かれている。

「深沈厚重なるは、これ第一等の資質。
磊落豪勇なるは、これ第二等の資質。
聡明才弁なるは、これ第三等の資質。」

簡潔に言うと、「人格」「勇気」「能力」となる。
これは、君子が備える資質の優先順位。
孔子の、仁者、勇者、知者に当たる言葉。

独立前は、知者になる事を目指していたと言える。
今も、これが大事なのは言うまでもない。
しかし、これだけでは足りない。

勇者となり、未知の世界に向う事が大事。
ここで、新たな気づきを得る。
「学知」ではなく、「覚知」。

それらの過程を通し、仁者を目指す。

脱皮をする時期が、来たのかも知れない。

まさに、「第2の独立」。

謹んで、実行して行きたい。

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