仁と義に生きる
最近、仕事の中で、中国の古典の言葉を
引き合いに出す事が多くなって来た。
それだけ影響を受けているという事だろうか。
そこで、改めて自分の生き方を、論語の
五常に照らし合わせてみた。
五常とは、仁義礼智信を指す。
どれも大事な徳目。
これまでも、何度も自分の中で唱えて来た。
しかし、昨日寝ている時、この五常の中で
ふと頭に浮かんで来た徳目がある。
それが、仁と義。
仁愛と共に、正義に生きる。
自他を愛しみ、自分の正しいと思う道を歩む
と捉えている。
昨日、移川澄也氏の素晴らしいバリトンの
歌声に接した。
その時、自分の魂が、揺さ振られたような
感じになった。
心の琴線に触れたというか。
本物に接した事によって、改めて自分の
本質が浮き彫りにされたように思う。
これが、芸術の素晴らしさかも知れない。
孔子も、こう言っている。
「詩に興(おこ)り、礼に立ち、楽に成る」
:人は詩によって奮い立ち、礼によって行動し、
音楽によって人格を形成する。
これからも、真の芸術に触れ、大いに
自分の深い部分を触発し、自らの人格を
磨いて行きたい。
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